オトナのキラシールを作ろう
みなさんこんばんは。兄です。
皆さんはビックリマンシールをご存知でしょうか。
かれこれ10年以上前になりますか、ウェハースのお菓子のオマケでついてきたシールで、
当時の小学生はこれを熱心に集めまして、特にキラシールと言われるレアなシールをめぐって
喜んだり悲しんだりした、そんなシールがビックリマンシールです。
当時は僕も小学生で、キラシールには憧れたものです。
何が憧れたって、特別なんですよね。特別なシールがキラになっているわけです。
でも何が特別だったかというのを今考えてみるとそれは何かよくわからないキャラクターだったりするわけで、
今思えば何にそんなに憧れたのかさっぱりわかりません。
じゃぁ、今の僕は何に憧れを感じるのでしょうか。
答えは明快です。いくらです。
そうです。これです。
いくら、うまいけど高い。憧れです。
小学生の僕には変なキャラクターが憧れだったのかもしれませんが、
オトナの僕にはいくらが憧れであることは間違いありません。
だったらこうしましょう。
いくらをキラシールにするのです。
できました。いくらのキラシールです。
さすがです。
背景をホログラムにするといくら一粒一粒の輝きも増しているように思えてきます。
まさに宝石です。軍艦いくらです。
ついに今の僕が欲しいシールが手に入ったのです。
しかし、ちょっと立ち止まって考えて見ましょう。
オトナにとっての憧れは果たしていくらなのでしょうか。
いや、違います。
オトナにとっての憧れは別のところにあります。
やりました。生ビールです。
みなさん、ついに生ビールがキラシールになりました。
写真を撮る前にうっかり一口飲んでしまったのは内緒にしておくとして、
まーうまい。だって生ビールだもの。
いや、ちょっと待って。
そう、出玉ですよ。
これを恋焦がれて1万も2万もつぎ込むわけですよ。
ちょっと待て。
っていうことは出玉はあくまで途中経過でしかなくて、
やっぱり最終的にはこっちに憧れを抱いているんじゃないでしょうか。
そうだ、金だ。
金だ金だ!
一服して落ち着いてから良く考えました。
こうして作ったシールたち、どうしたらいいものか。
こういう風に考えてみました。
小学生の頃の僕たちはキラシールを手に入れてどうしていたか。
そしたら、思い出しました。
キラシールを手に入れたボンボンの奴らは、
これみよがしに自転車に貼っていました。
違うな、と思ってすぐに剥がしました。