なんとか還元水を入手した
こんにちは。ムーディー勝山です。
間違えました。兄です。
えと、みなさんは“なんとか還元水”というのをご存知でしょうか?
ご存知でない方が多いと思いますので説明しますと、
最近、国会議員などが自分の事務所費の会計をいろいろ付け替えたりしてるニュースが相次いでいます。
俗に言う事務所費問題というやつです。
その中でも特に松岡農水相、この方の事務所は水道代などが無料の議員会館の中にあるんですが、
なぜか、1年間で507万円分の光熱水費を計上していることがわかりました。
もしかして嘘の報告をしたのではないか?ということで国会で追及された松岡農水相。
その言い訳がすごかった。
「私のところは水道にいま、なんとか還元水といったものを付けておりまして・・・」
え?・・・ちょ、なんとか還元水って何?
ニュースをみたほとんどの方がそう思ったことでしょう。
そんな水ほんとうに実在するの?そうつっこんだ人も多かったことでしょう。
とにかく、この“なんとか還元水”というキャッチーな言葉の響きのためか、
一連のニュースが報道されるたびに毎回マスコミに揶揄されています。
そんな“なんとか還元水”ですが、
こないだネットを検索していたら、その“なんとか還元水”を販売しているページを偶然見つけてしまいました。
・・・あ、ほんとうにあるんだ。
そう思いつつ、とりあえず、その水を取り寄せてみました。
それがこれだ!1・2・3。
おお!ラベルにちゃんと“なんとか還元水”って書いてあるよー。
この水、1.5Lペットボトル1本で5000円もします。
どうやら大量購入で割引があったりもするようですが、
それでも高い、高いよー。あいたた・・・。
でもこれを事務所で毎日飲んだら年間500万とかになるのもうなずけるか?
そういえば、松岡農水相はこうも言っていました。
「いまどき水道水の水を飲む人なんていない」
え?それって水道水の水を飲むのは危険だって農水相のあなたが言うの?
ニュースをみたほとんどの方がそう思ったはずです。
しかしちょっと待ってください。
「いまどき水道水の水を飲めますか。」
・・・!!!。なんと、松岡農水相の発言はこのラベルに書いてある言葉の受け売りだったみたいです。
そうかそうか、そういうことだったのか。
いったいこの水はナニモノなんでしょうか。
得体がしれないままでも何なので、ちょっと飲んでみることにします。
ぐびぐび。
んー、普通の水?
まぁ水道水よりはおいしいのかもしれませんが、
エビアンとかその辺に売ってる水となんら変わらないですね。
まぁ単に、僕が違いのわからない男なだけかもしれませんけどね。
品名がナチュラルなんとかウォーター。
なんとかってここにも使うのか。
採水地がフランスのルーフルリプイエ。
どこだそれ。聞いたことがない。
なんだこの絵。地下なんとか水、なんとか風って書いてある。
地下水と海水がこの水に重要なのはいいとして、風は関係ないだろ。
しかもそれが“なんとか風”って何だよ。偏西風とか季節風とかそんなところじゃないのかよ。
で、地下水が“地下なんとか水”。そこに入る言葉なんてあるのか?
挙句の果てには海水については赤い矢印があるだけで、それが何を意味してるのかは書いてありません。
なんだ?この矢印はなんなんだ?
・・・。
あ、もしかして、ちょっとだけ酸っぱいかも。
クエン酸飲料とか、そんな感じの酸っぱさがほんのりあるかもしれません。
まぁそれにしてもこの水、1本5000円とは驚きです。
売ってるのを見つけたとき、つい嬉しくなって衝動買いしてしまいましたが、
僕の家計を考えるとかなり痛いです。水のために5000円って・・・。
あ、でも皆さん心配しないでください。
だって今日はたしか、エイプリルなんとかって日だったと思うので。