オレオでオセロ
オレオというお菓子がある。
このオレオというネーミング、僕は確実にオセロをもじっているのではないかと思う。
だって、白いクリームを2枚の黒いビスケットで挟んだその見た目、どう考えてもオセロのコマにそっくりだ。
ひょっとしたらこのお菓子を使ってオセロができるのではないかと思うくらい。
だったらいっそのこと、オレオでオセロをやって、ネーミングの故郷に回帰させてあげようではないか。
そんなことを考えたりしてしまった。
というわけで用意されたオレオと画用紙。
まずは画用紙を加工してオレオサイズの盤面を作ります。
画用紙を切ったり線を描いたりテープで貼り付けたりして・・・
ついに出来上がったオレオ専用オセロボード。
実際にオセロをやってみる前に、検証しておかなければいけないことが一つ。
オレオの黒い側を上にして置いたとき、ひっくり返したら画用紙に白いクリームがべっとりくっついてしまうのではないのか?
実際にやってみると、
意外に大丈夫。
これなら問題なくオセロができそうです。
つーわけで、対局開始。
先手:弟、後手:兄です。
弟の一手目、コマを置く前にコマを作るところから始めなければなりません。
オレオは白いクリームを2枚の黒いビスケットで挟んでいるので、そのままではひっくり返しても黒にしかならないのです。
そこで、オレオのビスケットをきれいにはがしてオセロのコマのようにする作業をやってから、盤にコマを置かなければいけないのです。
弟君、ビスケットをきれいにはがして一手目を置き、対局がやっと開始しました。
しかし、このビスケットをはがす作業が思いのほか面倒で、慎重にはがさないと上の写真のようにクリームが分離してしまいます。
クリームの分離に怯えながらもどうにか途中まで進んだ対局。
写真右側にはがしたビスケットが山のように積んであります。
しかし、ここで問題発生。
そもそもの原因は僕にあるんですが、オレオの数の発注を間違えたのです。
黒と白に分離できるから、64の半分の数のオレオがあれば済むのかな?と思っていたんですが、途中まで対局してやっと、64枚のオレオが必要だということに気がついたのです。
そこで、しかたなく追加でオレオを購入してくることに。
ところがこれがまた問題を引き起こしまして・・・
ビスケットがはがれにくい!
買ってきてすぐのオレオは、どうやらスーパーの売り場で冷やされてたらしく、クリームが硬くなってビスケットがはがしにくくなっているのです。
ひねってはがそうとしてもうまくいかずに僕が苦戦していると、突然弟が見つけた!と興奮気味に叫びました。
弟:「これね、時計回りにひねって変な風にクリームが剥がれるでしょ、そしたら、こんどは反時計回りにひねるんだよ!そしたら、クリームが元に戻ってきれいに剥がせるんだよ!」
一生懸命熱弁してくれるのはいいんだが、そこまで興奮するほどのことでもないと思うぞ。
二人がいろんな感情を抱きつつ、終了したときの盤面は次のようになってました。
41vs23で兄が勝ちました。
勝ち負けがどうのこうのよりも、オレオをはがすのに疲れました。
オレオはもううんざりです。