「ほたるの墓」の味を再現(前編)
スタジオジブリの不朽の名作「ほたるの墓」
戦時中の子供の兄妹愛を描いたあの作品に誰もが涙を流したはず。
その「ほたるの墓」の中で、このドロップを節子が好んで食べていたが、兄妹二人で暮らし始めてから、このドロップの中身が無くなってしまう。そして兄は、妹のためにこのドロップの缶の中に水を入れて、ドロップの味がする水を節子に飲ませるのだった。
その味は一体どんなものなんだろうか?
それを実際に再現してみました。
まずは何回か振っておきます。
できるだけ缶の中にドロップのカスを残すためです。
なぜなら当時の節子はいつもこの缶を持ち歩いていたため、缶の中にドロップのカスが残っていたはずです。この方が当時の味に近づけるはず。
そして中身をお碗に移します。
できるだけカスが残るようにするのがポイントです。
意外と中身は少ないんですね・・・。
そしてわずかにカスが残る缶の中に水を入れます。
早速試飲。
う~ん、限りなく水っぽい。
しかし、微かにフルーティーな味を感じることができた。
なんとも切ない味だ。
この切なさが逆に「ほたるの墓」っぽくていい。
さて、とりあえずあの味を再現することに成功したが、本番はこれからである。
気になる後編は次回の更新でお送りします。