相方ゲーム会10 ボツワナ | とりあえず日々ボードゲーム

とりあえず日々ボードゲーム

日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。

平成28年3月20日


 日中は友人たちとにぎやかにゲームをしていましたが、寝る前に少し時間がとれたので相方と少しぶりのボードゲームをすることに。相方からは任せるっと言うことだったので、時間的にも短めなのがよかったのでいつものようにライナー先生のボードゲームをしてみることとしました。


☆ボツワナ

作者:ライナークニッツィア

対象年齢:7歳以上

対象人数:2-5人

標準時間:20-30分程度


 ボツワナのサファリで一番に人気となる動物を見つけることがテーマです。というか、相変わらずテーマだけ見るとよく分からないというか説明がしにくいものが多いライナー先生です。多数の動物のフィギュアが入っており、このため値段が上がったのではと思われますがこの辺は評価のところで。

 ゲーム自体は「フリンケピンケ」というゲームのリメイクだそうです。このゲーム自体何度かリメイクされているゲームでそのつどテーマや若干ルールが異なって、原作のフリンケピンケは相場のゲームのようですが管理人はどのリメイクも未プレイなめ詳細の違いは不明です。

①場に25体の動物を動物ごとのグループとして配置し、プレイ人数に応じカードを配ります。

②手番のプレイヤーはカードを1枚その動物の前に出し、動物の中から好きなものを1体とります。このときとる動物はカードを置いた動物でもそれ以外でもかまいません。

③同じ動物のカードが出されると元のカードと少しずらして上に重ねていきます。一番上にあるカードに書かれている数字がその動物の価値です。

④いずれか一匹、動物のカードが全て(0-6の6枚)が出されたらゲーム終了です。その時点で各自が所有する動物の種類ごとに「動物の数×ゲーム終了時の動物の価値」で得点計算を行い、得点の高いプレイヤーがこのラウンドの勝利となります。

⑤人数分ラウンドを繰り返して最終的な勝者を決めます。


○プレイ経過

 今回はインストしつつのプレイで時間の関係もあり1ラウンドで終えています。2人プレイなので14枚のカードをお互いに配ります。カードが全部で30枚なので2枚のカードがゲームから伏せたまま取り除かれます。


ボツワナ1
 管理人の初期手札です。作戦としては0と4があり、6枚中4枚を押さえているゾウを中心にとっていく作戦で、ほぼ同じ構成のひょうはあい方に取らせて最後に0を置く作戦を考えています。それにしても5のカードがまったくないというのはちょっと不利なような気もしていました。



ボツワナ2
 序盤です。予定通り管理人はゾウを中心にとって行っています。また相方がライオンの「0」を出したので、0点にはならないことが確定したライオンも取っていく方向で進めています。一方、相方は少し手広く動物を集めていましたが、ここから管理人の思惑通りひょうをとっていくことになります。



ボツワナ3
 中盤から終盤あたりです。ゾウは4か5、ライオンは3以上がほぼ確定しており有力な動物ですが、すでに管理人が多めに押さえており動物がいません。残りの3種類はまだ0が出ていないので、お互いけん制しつつカードを出し動物を取っていきます。



ボツワナ4
 相方はひょうを5体とも押さえ5のカードも持っていたようです。ここで、次の管理人の手番で動物が全てなくなるためあせってひょうの5を出しますが、管理人が待っていたとばかりにひょうの0をだしゲーム終了です。ひょうは0点で、ひょうをのぞく全ての動物で所有数が上回る管理人が49対26で勝利となりました。ひょうが5点であれば結果は逆転だったのですが・・・


○評価

 とりあえず、テーマとゲーム内容があっているのかといわれると「うーん」と首を傾げます、というよりあえて何でこのテーマなんだろうという感じです。ただ、テーマがテーマだけにチップやタイルより動物フィギュアの方が雰囲気も出ますし、何より作りこまれた動物フィギュアは可愛らしいので、フィギュアでなくてもゲームは成立するし、単純に値段も高くなるからマイナスかというとそうでもないような気がします。カードを置いて動物をとるだけでもフィギュアなら結構充実感がありますしw唯一、シマウマの中に1体だけ立たせにくいフィギュア(同じ動物は同じつくりですが、若干バランスが悪いようで)があったのは、フィギュアの評価としてはちょっと気になるところです。

 また根本のゲーム内容としては、何度かリメイクをされているだけあって、ライナー先生らしい「これだけ?」と思うようなシンプルなカード構成とルールながら、そこにしっかりとジレンマが組み込まれており面白いゲームだと思います。1種類の動物に6枚出した時点で動物の価値が確定するので、最終得点を見据えてどの動物を集めていくかというのはゲーム開始から手札と見比べながら非常に悩ましいものがありました。相方からの評価も上々でした。 

 終盤に、4枚目まで出された動物のカードが手札に1枚あれば、相手に出させて出すのか、自分が出して相手に出させるのかカウンティング(基本的に出したカードの数と枚数は公開なので簡単です)しながらフィギュアの数と比べ有利になるように手札を温存する状況は、「バトルライン」が思い浮かびました。今回2人プレイだったということから余計になのかもあるかもしれません。

 ちなみに、どうもフリンケピンケの半非公式ヴァリアント(どうも最初はルールブックの誤植か誤訳が発端のようですが)に、カードを置いた動物は取れないというのがあるみたいで、管理人は未プレイですがこちらのルールを入れてみても結構面白いのかなと思います。

 


ボツワナ5
 最後は相方とフィギュアをいじって終わりです。今回0点になったひょう君を囲む動物たちの図です。ついつい並べたり、積み重ねたりしてしまいますw



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