自宅ゲーム会1 後半の前半 ブロックス他 | とりあえず日々ボードゲーム

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日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。

 午後になると、まさ、りく、やまが来て予定通り5人のゲーム会となりました。

とはいっても、やまがなかなか来なかったので、とりあえず短めのゲームを4人で開始。


☆ブロックス

○概要

作者:?

対象年齢:7歳以上

対象人数:2-4人

標準時間:20-30


 テトリスを思わせるブロック(1マス~5マスの組み合わせがあり。)を4隅からおいていくゲーム。プレイ人数は2~4人だが、4人いないときでも必ず4人分は動かさないといけない。ルールはシンプルで、配置した自分のブロックの角に接しないといけないが、面に接してはいけない、他の人のブロックについては角でも面でも接してもかまわない、というだけで、後はひたすら置いていくのみ。終了時、手元に残ったブロックのマス数が少ない人の勝ちです。


○プレイ経過

 プレイ開始からはじめは全員がお互い無人の野を行くがごとく思い思いの方向に進行していきます。管理人は中央に向かいつつ、管理人から見て右席のりくの陣地に入っていきます。そこから対面にいる、ちいの陣地に向かおうとしたとき、ちいが打った防衛の一手のおかげでそれ以上侵攻できず。思い直して他の方向にと思ったのですが、時はすでに遅くまさに侵攻方向を塞がれ、行く方向がないという状況で25マス分くらいのブロックを残して終了となりました。

 一方、ちいの防衛の一手は結果的に自分の進行方向を塞ぐような無茶な一手で、管理人以上のブロックを残して終了。りくは管理人の陣地に手を伸ばしていましたが、そこから先をまさにブロックされ、管理人よりは少なかったですが20マス分くらいを残して終了。最後に残ったまさが、ひとりほぼ手付かずのちいの陣地を一人で荒らしてまわり、ブロック1個での終了と圧勝でした。


○評価

 ルールが非常にわかりやすく、以前5歳の子とやってみましが少し教えながらなら出来るくらいです。その割りに考えどころは多く面白い陣取りゲームです。入ってこられいだろうと陣地を形成しても、自分のブロックは角をくっつけるようにしか置けないというルールが効いており、ほんとするすると入ってこられてしまいます。2人や3人でやったときは手番等少しややこしかったりしたので、四人いないといまいちする気がおきませんが、簡単・短時間で出来る陣取りゲームとして楽しめます。今のところ、うちでは4人そろえるというのが一番の問題かもしれませんw


☆ワルモノ2

○概要

作者:?

対象年齢:12歳以上

対象人数:3-4人

標準時間:20分程度


 マフィアとなり現金を持って海外に逃亡しようというゲーム。ただし、それぞれが持つトランクのうち一つしか本物が含まれていません。また、マフィアのうち一人は潜入捜査官の可能性があり、潜入捜査官は本物の現金を持っているマフィアを逮捕することが目的です。

①キャスティングカード(役割)とコンテンツカード(いわゆるトランク)を配布します。

②サイコロを順番に振り移動します。マフィアは偽造屋(偽造パスポートの発行)、手配師(航空券か乗船券の発行)、空港か港へ、という順番で移動します。多少道の分岐はありますが、この辺はすごろくと同じですね。無事本物のコンテンツカードを持ったマフィアが脱出すると勝利です。

③他の人とすれ違うか同じマスに止まった場合、そのうちの一人とコンテンツカードの交換が出来ます。交換する振りでもかまいません。

④コンテンツカードは配布時に確認して以降は自由に確認が出来ません。一手番飛ばすことで、手持ちのコンテンツカードを確認できます。

⑤各自の手番が一周するとラウンドが1づつ進みます。シナリオによって何ラウンドに何が起きるかが決まっていますが、特に潜入捜査官が逮捕できるラウンドというのは重要で、潜入捜査官はこの数ラウンドの間しか逮捕が出来ませんが、誤認逮捕は脱落になります。


○プレイ日記

 今回は、りくとまさが初めてということで簡単なシナリオ1を行いました。管理人はマフィア、偽トランクを持ってスタート。全員が一斉に偽造屋へ目指す中、コツの説明不足もあり、りくが反対の方向へ行こうとします。この時点で、経験者の管理人とちいは潜入捜査官だということに気がついてしまいます。とはいえ、そんなことをおおっぴらに言うこともなく偽造屋→手配師→空港と管理人は駒を進めます。

 空港ゲートに来た時点で、どうやら偽トランクを持っていたようですが、ここでりくが暗黒街(イベントカードが引けるとこです)へ、引いたカードは「全員のコンテンツカードを右隣の人に渡す」というもの。ゴール前にトランクを確認すると何と本物がwどうやら左隣のまさが大事に確保していたものが流れてきたようです。偽物なら戻ろうと思っていたので何と運がいいということで、次の手番に普通にサイコロを振り管理人がゴールし勝利となりました。ちなみに、このことがなければまさは一人乗船券を選択しており、悠々と港へ向かうことが出来たので勝利の予定だったんですが。


○評価

 まだまだ少ないと思われる日本製のゲームですが、簡単、短い時間で楽しめる正体隠匿系として楽しめると思います。本物のトランクの持ち主、本人の役柄の二つの要素で、お互いの動きに注意をして自分が動かないとならず、また、トランクの交換は交換しても、交換するふりだけでもいいというのが、行き先が完全に読みきれない要素になっており非常に緊張した展開になります。捜査官だけがちょっと特殊な立ち位置になっていますが、この内容だと含まれていた方がどきどきしていいかなと思う反面、プレイ人数四人まで、6つのキャスティングカードから選ぶのでいないケースもありえ、それはそれで最後までいるかもとどきどきして動かないといけないから楽しめるのかな。

 ただ、以前三人でプレイしましたが、バランス的に捜査官が有利なような気もします。自分のトランクは一手番を消費するとはいえ確認できるので、確立1/2までは絞り込めあとはお互いの動きからかなり絞り込めるような気がするからです。このゲームも実質四人専用(四人じゃないと楽しめない)かなあと感じます。また、基本はすごろくなのでサイコロの出目による差がかなり影響しているためなんらかの救済措置があってもよかったのかなと思います。今回の前半、まさが1、2の目が出ることが多く、運とはいえ他のメンバーがスムーズに手配師までいけるのに本人は偽造屋にすら到達できていないとなると、非常にもやもやしてたんじゃないかなと。


 この時点でやまがまだ来ておらず、別シナリオでもう一戦という予定でしたが、準備が終わったところでようやくやまが到着したので、他のゲームをすることとしました。長くなったので後半の後半に続きます。