地価の下落しない理由は子育て支援 | kujiraのブログ くじらのブログ クジラのぶろぐ くじらのBLOG

地価の下落しない理由は子育て支援

地価の下落しない理由は子育て支援
 基準地価が公表された。
 今回の基準地価は全国ほとんどの地点で下落した。そんな中で健闘した地域を調べると、民間主導での街づくりや子育て支援に力を入れる姿が浮かび上がる。

つまり「地元の人が快適な街づくりをめざす。その元気な活動が町の魅力を高め、多くの人を呼び寄せている」

 静岡県長泉町は町内の住宅地3力所の基準地価がいずれも前年比横ばい。子どもの医療費助成に力を入れるなど「福祉の町」として若い子育て世帯に人気だ。新幹線三島駅に近いなど交通の便も良い。静岡がんセンターなど充実した医療機関も近くにある。転入者が多いうえ出生率も高く、20O6年に約3万9OO0人だった人口は09年には4万人を超えた。

こんな記事を読むと、多くの人がうらやましいとか、そこは特別などと思いがちだ。
しかし、街並みづくりや子育て支援充実は、元々地域にどういう人たちが暮らしているかを表す。
魅力のない所はすなわち自らが愚痴ばかり言って何の努力もしていないところだ。
 今からでも間に合う。やらないよりはやった方が良い。誇りの持てる地域作りに、まずは自分が。
そして少しづつ仲間を増やして広めることを提案したい。
 そのことがひいては、将来の地域の生活が楽しく活気があり充実したものになるからだ。

 これは個人ばかりの話ではない。企業にもヒントを与えているはずだ。
 不況と嘆く前に、地価の下がらない町づくりに貢献できる企業行動は何かを考えるべきだ。
そのことは自社の資産価値の目減りをなくしあるいは上昇に貢献する。
当然銀行融資も受けやすく、自社の社会的認知も高まる。
さらに、そこには多くのビジネスチャンスが潜んでいるのだ。
 政府は不十分ながらも、少子化対策に舵を切った。
 その流れを先取りし、創意工夫した企業が明日の成長企業であることは間違いない。