ホンダのF1撤退というニュースを見るにつけ、格闘技界の構造はまだまだ手前味噌だと思うね01
<スポーツナビ>
(K-1の谷川貞治イベントプロデューサーは5日、
都内で囲み取材に応じ、
「K-1 WORLD GP 2008 FINAL」
について 「オープンスコアリングの採用」、ならびに
ダウンが発生した後でもダウンを 取られた側が
挽回すれば、「9-8」という採点が生まれうる
ことを報道陣に説明した。 また6日の大会には
世界各国の大使が訪れ、テレビ放送も昨年の
135ヵ国から 150ヵ国以上へとスケールアップ。
日本の他、オーストラリア、ニュージーランド、
オランダ、韓国、ルーマニアでライブ中継が
行なわれるといい、ワールドカップ並み・
過去最大規模の開催となることを語った。)
・・・日本発世界?のK-1はあいかわらず
手前味噌の判定をする気のようだが(苦笑)
(ルールで負けて喧嘩で勝った!って言い訳が
出そうな曖昧な解釈の余地を残してしまったね)
やはり・・・いくら世界的なイメージを出そうと
しても、構造的な改革をしなければダメなんじゃ
ないだろうか?
そこで・・ホンダのF1撤退ってニュースから
今のK-1の構図を紐解いてみると・・
今のK-1ってのは・・言うなれば、ホンダという
いち私企業がF1という手前味噌の大会を開いて
いるようなものなのだ。
まあ・・ホンダとFEGでは企業として比べ物には
ならないが・・・簡単に言えば・・そうなのだ。
で・・・ここがメディアの魔力なのだが・・・
K-1サイドからの発表で「テレビ放送も昨年の
135ヵ国から 150ヵ国以上へとスケールアップ。
日本の他、オーストラリア、ニュージーランド、
オランダ、韓国、ルーマニアでライブ中継が
行なわれる」なんて事をいうと、イメージ的には
K-1とF1は同格のように感じるかもしれないが
金額のスケールで言うと、F1の場合はホンダの
1チームの維持費だけで500億円かかるという・・・
ある意味で・・・ホンダ1チームの金額だけで
世界の格闘技界を統一できるぐらいのものなのだ
という認識を改めて感じた次第だ。
こう見ていくと・・いかに格闘技界は小さいパイの
中で争っているのか?って事を格闘技業界の人間は
認識すべきだし、やはり・・もっと構造的な改革が
必要だって事に皆が気づくべきなんじゃないだろうか?
「ワールドカップ並み・ 過去最大規模の開催」
って・・・(苦笑)
これだけ激しい格闘スポーツなのに顔ぶれが
この10年でほとんど大差はなく、新陳代謝が
なされていないって事は・・いかにヌルい馴れ合いの
環境化に置かれてきたか?の証明だと思うのだ。
私はK-1が本物の世界的スポーツになる瞬間ってのは
FEGがK-1から撤退しても・・なお・・
何も変わらず大会が維持運営されていく事だと思う
のだが・・・・
皆さんは・・どうお考えだろうか?
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