ケビン・ランデルマンに象徴されるドーピング問題は格闘技業界全体の抱える大病巣だね01 | ☆電脳格闘技界☆

ケビン・ランデルマンに象徴されるドーピング問題は格闘技業界全体の抱える大病巣だね01

MMAWeekly>

MMAWeeklyは先週ケビン・ランデルマンが入院した

ことを報じました。彼の身体の機能は落ち、腎不全に

近い状態でした。幸運な事に彼は早急に病院に向かい、

惨事はまぬがれました。ランデルマンの妻エリザベスは

彼のCPKレベルは68000まで達したと言います。

150位が通常だと考えられています。これが意味する

のは、ランデルマンの筋肉は機能を停止し、もし彼らが

コントロールしなければ、彼の器官は先例に従う所でした。

問題の多くは数々の手術による合併症によるものでした。

ランデルマンはゆっくりやっていくことをよしとせず、

通常のトレーニングに戻る前に身体を完全に回復させようと

しませんでした。その結果、I.V.抗生物質の取得を延長し

、それが身体にストレスを与えていました。

ラスベガスの医師は彼の身体を一新させ、CPKレベルを

下げることに成功しました。エリザベスによれば、

「ケビンは病院を退院し、とても良い状態です。CPKは

68000からがくんと2000にまで落ちました。」彼女は

続けます「彼はそれが150になるまで何もできません、

1週間くらいはそこへ滞在します。いくらか興奮している

ことを除けば、彼はとても良い状態です」

ランデルマンはDamon MartinとJeff Cainに先週病院

からこう話してくれました。「正直に言う事ができる、

人生で何が起きても問題ない、私は祝福を受けている」

内省しながらランデルマンをそう言っていました。

昨年の10月PRIDEのUSデビュー大会でショーグン戦を

戦った彼はドラッグテストに引っかかった件にまで

触れました。「もし君が男になるのであれば、何が正しいのか

を受け入れなければならない。私はとても悪い過ちを

犯してしまった。間違った事をしてしまった。ファンに、

そしてMMAに対し申し訳なく思っていることをみんなに

理解して欲しい。私は自分に課せられることを全て受け

入れるつもりだ。」ランデルマンは言いました。

「私は能力を高めるドラッグは摂取していない」

そうランデルマンは言い、説明します。16ヶ月に渡り

11度の手術を受け、彼はとてもたくさんの抗生物質と

痛み止めを摂りました。彼はそのために戦う事が

できなくなることを恐れていました。しかし彼は何度も

念を押します。「私は心の底から、その不正を謝る。

戦う事は当然のことではない、私にとって戦う事は

栄誉なことなんだ」)

・・・・という事なんだけど・・・

まあ・・・ランデルマンは筋肉増強剤じゃないって

言ってるけど・・・たぶん、筋肉増強剤だと推測

されちゃうよね。色んな意味で(苦笑)

ちょっと前ではマーク・ケアーとかがドキュメント

映画みたいな感じで話題になっていたけど・・その

ケアーにしても当時からドーピングは公然の秘密と

されていて、格闘技ファンだったらケアーが

ドーピングをしていたのって誰でも知っていただろう。

そこで・・ドーピング!ドーピングって言っても

色々と種類があるようなので、わかりやすい例を

引用させてもらうと・・・

<ザックリとドーピング禁止薬としてこれだけあるようだ>

(スポーツ選手が薬物などの不正な手段により、

競技成績を上げようとする行為を「ドーピング」と

いいます。その手法は、薬物による「薬物ドーピング」

と輸血による「血液ドーピング」に分けられます。

また、これらを隠蔽する行為も規制の対象となります。

海外での競技会はもちろんのこと、国内の競技会に

おいても、ドーピング検査が強化されてきています。

故意によるものばかりでなく、身近なかぜ薬や漢方薬の

服用にも注意が必要です。不注意により、日本の

一流選手がドーピングの汚名をきせられることも

珍しくありません。ここでは、IOCによる

ドーピング禁止薬物(指定薬物)を例にとりあげます。

薬物ドーピング


A.禁止薬物

1.筋肉増強薬 : 男性ホルモン、蛋白同化ステロイド、

性腺刺激ホルモン、成長ホルモン、β2作動薬など

2.興奮薬 : 覚醒剤、コカイン、β作動薬など

3.麻薬性鎮痛薬 : モルヒネ、ペンタゾシンなど

4.利尿剤 : ループ系、サイアザイド系、

K保持性利尿剤など

5.その他 : ACTH、エリスロポエチン、隠蔽剤


B.使用制限薬物

副腎皮質ホルモン:コルチゾン、プレドニゾロン、

ベタメタゾン、トリアムシノロン、デキサメタゾンなど

β遮断薬 : プロプラノロール、ピンドロールなど

局所麻酔剤: プロカイン、リドカインなど

マリファナ: 大麻(日本では麻薬取締法で禁止)

血液ドーピング

C.人輸血、自己輸血)

ってな感じで・・・本当に大まかに分類した例なので

興味のある人は個別に調べてみてください。

で・・・その内で格闘家が多く使用しているのでは

ないか?と疑われているのが筋肉増強剤関係で

(ステロイドとは、単一の物質ではなく、ステロイド

骨格からなるホルモンの総称です。その産生器官や

作用により、男性ホルモン、女性ホルモン

(卵胞ホルモン、黄体ホルモン)、副腎皮質ホルモン

(コルチコステロイド)などに分かれます。

 病院で単にステロイドというと使用頻度の多い

副腎皮質ホルモンをさす場合が多く、一方スポーツ界

では、男性ホルモンもしくはタンパク同化ステロイドを

意味することが多いようです。)

<ドーピングの処分事例として有名な・・・>

(国際陸連(IAAF)は5日、陸上男子短距離の

ベン・ジョンソン(31)を=カナダ=を、ドーピング

(薬物使用)違反の再犯により陸上競技会から

永久追放すると発表した。ジョンソンは1988年

ソウル五輪男子100mで9秒79(後に末梢)で

一位となりながら、薬物違反で失格となり、

金メダルをはく奪された。五輪史に残る

大スキャンダルを起こしたスプリンターは、

五年後に再び薬物に手を染め、生涯資格停止処分を

受け、競技会から去ることになった。国際陸連は同日、

パリでドーピング委員会を開き、ジョンソンの

薬物再疑惑を検討した。そして、一月に

モントリオールで行われた室内競技会での薬物検査で、

ジョンソンの尿から男性ホルモンの一種で禁止薬物に

指定されているテストステロンが基準を超える高い

数値で検出されたことを認定した。)

・・・ドーピング=ベン・ジョンソンってイメージが

定着しちゃってるけど、格闘技界に限らず、プロレス界

なんて・・・若くして心臓病とか・・突然死が

凄く多いのも、このドーピング問題が大きく関与して

いるのでは無いか?と前々から言われている事であり、

今後は総合格闘技の市場に巨額の資金が流れ込むと

なると、勝つ為に自らの能力を高めるドーピングを

する選手が更に膨れ上がる事が予想されるので・・

ここらでもう一度格闘技界の薬物汚染に関しての問題を

再認識し、イベント団体に対して規制を働きかけて

行く事が大事になってくると思う。

今回の秋山の不正に関してもネットによるバッシングに

より、イベント団体も規制を強めざるを得なくなった

だろうからね。・・・・・・今後は・・・・

ネットの浄化作用というのは非常に大きな役割を

果たすと思うよ。