システマでストライクを受ける話をもう一つ。

ストライクを打たれるとき、打つ相手の感情や緊張がスゴくわかります。

相手に自分のストライクの威力を発揮させようと打つものは、緊張や力感、エゴなどが伝わりスゴく嫌な気持ち?(と言うより怖い)で受けなければなりません。

受けるこちらもそのテンションに支配され緊張して受け気味になってしまいます。

しかし、相手を感じリラックスして相手を強くする為に打たれるストライクは、自分が受けれる限界付近のものでも結構受け入れれます。 (勇気が出ると言っても良いかも?)

そこには、自分だけなのか、相手と共になのかの差があると思います。

奥内インストラクターや大西インストラクターに打たれたり、数々のセミナーでシニアインストラクターに打ってもらいましたが、怖いとは一回もおもいません。ましてやマスター・ヴラディミア・ヴァシリエフに打たれるともっとってぐらいの感覚です。

この恐怖を与えず、純粋に打つ強さは本当に自分を強くしてくれると思います。

私も、もう少し相手をリラックス出来るようにしたいですね。まだ恐怖を植え付けているような気がします。

でも逆に優しすぎて、相手にも自分にもなんにもならないのも、ちょっと違うと思うので難しいなぁ~。