三浦九段、復帰後待望の初勝利
「日本将棋連盟から約3か月の出場停止処分を受け
1月に復帰した三浦弘行九段(43)が14日、東京・千駄ヶ谷の
将棋会館で行われた第25期銀河戦で戸辺誠七段(30)を破り
復帰後5戦目で初白星をあげた。
この対局は
囲碁・将棋チャンネルで6月27日午後8時から放送される。
三浦九段は「対局中に不自然な離席が多い」
「自ら申し出た休場届を出さなかった」などとして
昨年10月、出場停止処分を受けた。
その後、同連盟から
コンピューターソフトの不正使用疑惑などの調査を委嘱された
第三者委員会は、「不正の証拠はなかった」と結論付けていた。
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ということで、昨日行なわれました対局にて
冤罪事件に巻き込まれ、不当な出場停止処分を科せられた
三浦弘行九段が、2月の羽生三冠戦で復帰を果たしてから
公式戦5局目にして、待望の復帰後初白星を飾りました。
テレビ棋戦ということで詳細は不明ですが
とにもかくにも、ファンにとっても嬉しい勝利の味を
三浦九段自身が一番ホッとし、嚙みしめているはず。。
終局後の談話では。。
「一つ勝っただけですけど
長い持ち時間(の将棋)では離席しづらい。
対局前に金属探知機で(チェックを)やってもらっているが
離席ははばかられる。今回のように早指しだと離席できないので
いつものペースで指すことができた。
公式戦では勝ってなかったが研究会では結構、勝っていた。
(復帰後は)今までと違って、変なプレッシャーがかかっていた。
以前と同じ気持ちで対局できるようになり、今まで負けた分を
早く取り返したい」とコメント。。
【三浦弘行九段が復帰5戦目で初勝利
「例のことがあって離席しにくい」(産経ニュースより)】
前向きであるものの
盤の前から席を外して考える、一息入れることでペースを作る
自分本来の行動が出来ないことにまだ違和感がありそう。。
しかし将棋ソフトに猛烈な脅威を感じ、トップ棋士ですら
相当にバーバスになっている今のご時世では、ある意味
致しかたないところではあるのかも。。
それはそれとして
三浦九段には、初勝利をきっかけにぜひ調子を上げて
再びタイトル戦線での活躍を願わずにはいられません。
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事件はここに始まり。。
年明けからの動き
連盟は大きな代償を払うことに
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