最後にドラマ。。第７５期Ｂ級１組順位戦/最終戦「豊島七段、Ａ級到達！」
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第７５期Ｂ級１組順位戦対戦表
【 投了図・１５１手目▲８四銀 】
投了図での持ち駒
▲阿久津八段： 角、金、銀、桂、歩４
△山崎八段： 桂、香、歩
昨日行なわれました
「鬼の棲みか」第７５期Ｂ級１組順位戦
最終戦/１３回戦・一斉対局。。
Ａ級昇格を懸けた直接対決
注目の「山崎隆之八段－阿久津主税八段」は
上図１５１手までで、先手・阿久津八段が勝利。
終局時刻はご前０時３分。
悲願のＡ級昇格に最後の最後まで執念をみせた
山崎八段でしたが、上図の局面をみてついに
力尽き、無念の投了を告げました。。
この結果
両者はともに８勝４敗の成績で全日程終了。
阿久津八段（番付９位）が山崎八段（同１０位）の
上に立ちましたが。。。
しかし。。
【 投了図・７７手目▲１六玉 】
投了図での持ち駒
▲豊島七段： 金、桂、歩３
△糸谷八段： 歩
午後７時３４分。
関西将棋会館にて行なわれました
「糸谷哲郎八段－豊島将之七段」に決着がつき
上図７７手までで、先手・豊島七段が勝利。。
この結果
豊島七段も８勝４敗で全日程終了となりましたが
番付６位の豊島七段が山崎八段、阿久津八段の
最後の最後で上に立ち、逆転でＡ級昇格が決定！
将棋界史上初の平成生まれのプロ棋士として
１７歳でデビューして以来、常に将来を嘱望されてきた
秀英・豊島七段が「鬼の棲みか」を４期で突破。
２６歳で「Ａ級、八段」に見事到達しました！
【 投了図・１２４手目△６八銀 】
投了図での持ち駒
▲飯島七段： 角、銀
△郷田王将： 金、歩５
一方、同じく三つ巴の争いとなった残留争いの
直接対決「郷田真隆王将－飯島栄治七段」は
上図１２４手までで、後手・郷田王将が勝利。
終局時刻は午前０時３０分。
郷田王将は土壇場で底力を見せ残留が決定。。
飯島七段と畠山鎮七段が無念の降級となりました。
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「鬼の棲みか」は過酷な最終戦
告発の果てに。。
事件はここに始まり。。