第66期王将戦挑戦者決定リーグ戦/最終戦「挑戦者は久保九段に決定」
【 投了図・122手目△8七桂打 】
投了図での持ち駒
▲深浦九段: 飛2、角、香、歩5
△久保九段: 金、桂、香、歩2
昨日行なわれました
第66期王将戦挑戦者決定リーグ戦の最終戦
7回戦・一斉対局。。
単独首位で最終戦を迎えた久保利明九段は
上図122手までで深浦康市九段から勝利を飾り
5連勝フィニッシュで見事、挑戦権獲得となりました。
久保九段は「四間飛車」から「穴熊」へ。
一方、居飛車の深浦九段も「穴熊」を築きましたが
玉を潜り込ませることなく、いざ開戦へ。。
激しい攻め合いとなりましたが
最後は久保九段が鋭く深浦玉を仕留め上げ
大一番を完勝で制しました。。
久保九段は年明けに開幕する第66期王将戦で
3連覇を目指す郷田真隆王将に挑戦が決定。。
居飛車の本格正統派と振り飛車党現党首の
番勝負が今から楽しみであります。。
【 投了図・115手目▲4七銀 】
投了図での持ち駒
▲豊島七段: 金3、歩5
△羽生三冠: 飛、角、金、銀3、桂、歩
同じく、昨日行なわれた7回戦
「羽生善治三冠-豊島将之七段」の裏大一番は
上図115手までで、先手・豊島七段が勝利。。
この結果
羽生三冠は2勝4敗でリーグ戦を終え
25年ぶりの王将リーグ陥落となりました。。
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