第74期名人戦7番勝負/第1局・一日目「盟友は旬に屈するも。。」
26手目△7四飛。
上図での持ち駒
▲羽生名人: 歩2
△佐藤八段: 歩2
本日、いよいよ開幕を迎えました
「春の本場所」第74期名人戦7番勝負/第1局は
上図25手目の局面で、お昼休憩に突入。。
戦型は「横歩取り」。
後手番最強との呼び声も高い佐藤八段は
流行の「△8四飛+5二玉+7二銀」型に駒を組み
最先端の模様での勝負を挑みます。。
【 お昼のメニュー 】
羽生名人: クラブハウスサンドウィッチ、紅茶
佐藤八段: シーフードスパゲッティ、オレンジジュース
【 投了図・103手目▲2二銀 】
投了図での持ち駒
▲村山七段: 歩3
△郷田王将: 桂、香、歩3
昨日行われました
第87期棋聖戦決勝トーナメント/2回戦
「郷田真隆王将-村山慈明七段」の一戦は
上図103手までで、先手・村山七段が勝利。。
戦型は「角換わり相腰掛銀」。
前期NHK杯で初優勝を飾った村山七段が
その自信と勢いを今期に持ち込む見事な完勝で
新シーズンの白星発進を決めました。。
【 投了図・177手目▲8四馬 】
投了図での持ち駒
▲糸谷八段: 金、桂、香2、歩9
△佐藤九段: 金、銀、歩2
また、同じく昨日行われた2回戦
「佐藤康光九段-糸谷哲郎八段」は
上図177手でで、先手・糸谷八段が勝利。
こちらの対局は
佐藤九段が角道を止めてから飛車を振り
「向かい飛車」とし「対抗形」に。。
佐藤九段の猛攻を凌ぎ
長手数の熱戦を見事制した糸谷八段が
今期初戦を白星で飾りました。。
くしくも、名人戦開幕前日に登場 した
「羽生世代」は揃って今期初戦を落とし黒星スタート。。
盟友の敗戦を知る由もないであろう羽生名人の開幕戦は
果たして、どのような結末が待っているのでしょうか。。
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名人戦開幕前夜。。