第73期名人戦7番勝負/第4局「終局直後」
【 投了図・141手目▲8八玉 】
投了図での持ち駒
▲羽生名人: 金、歩2
△行方八段: 歩4
昨日、決着をみました
第73期名人戦7番勝負/第4局は
上図141手までで、先手・羽生名人が勝利。
劣勢を尋常ならざる執念でひっくり返した
羽生名人が大逆転勝利で番勝負成績を3勝1敗とし
名人位防衛に王手をかけました。
【 終局直後 】
羽生名人
序盤戦は手を決めすぎて
先手としてはつまらない将棋になった。
ちょっと悪いと思って攻めたが
かえって状況が悪化した。
負けかと思ったが
9九歩(133手目)で初めてよくなったと感じた。
133手目▲9九歩。
上図での持ち駒
▲羽生名人: 金、歩2
△行方八段: 歩3
行方八段
最後に尽きる。
6八銀(129手目)と受けられ分からなくなった。
寄せ合いで、他の受けなら一手勝ちと思ったが。
129手目▲6八銀。
上図での持ち駒
▲羽生名人: 金、香、歩3
△行方八段: 角、歩3
△5八角(130手目)はすっぽ抜けで
5八桂成や竜で王手すれば、まだ長かっただろう。
130手目△5八角。
上図での持ち駒
▲羽生名人: 金、香、歩3
△行方八段: 歩3