第72期B級1組順位戦/6回戦「豊島七段、痛い連敗」
【 投了図・106手目4八飛 】
投了図での持ち駒
▲豊島七段: 角2、金2、香2、歩2
△松尾七段: 金、歩3
昨日行われました
第72期B級1組順位戦/6回戦の注目カード
「松尾歩七段-豊島将之七段」は、上図106手までで
後手・松尾七段が勝利をおさめました。
26手目△7三銀。
上図での持ち駒
▲豊島七段: なし
△松尾七段: なし
「相矢倉」の進行となるも
羽生善治三冠が主催する研究会の主力メンバーであり
現代将棋界を代表する序盤の研究家として知られる
松尾七段は、居玉のまま駒組みを進める趣向を披露。。
上図から次に
豊島七段が3筋で歩を突きあわせるも
すぐに開戦とはならず、流れの中で松尾七段は
玉を入城させました。。
72手目△6九角。
上図での持ち駒
▲豊島七段: 歩
△松尾七段: 歩4
前回の5回戦で開幕からの連勝がストップした
豊島七段は先手番で、何としても連敗は避けたいところでしたが
松尾七段の洗練された差し回しの前にペースを握れず
苦しい展開に。。
【 投了図・106手目4八飛 】
投了図での持ち駒
▲豊島七段: 角2、金2、香2、歩2
△松尾七段: 金、歩3
激しい終盤戦となるも、挽回するには至らず
上図106手までで無念の投了となりました。
この結果
松尾七段は順位戦成績を5勝1敗とし首位浮上。
豊島七段は痛い連敗で4勝2敗となりました。。