終局後の叙情。。
【 持将棋成立・230手目△2七同「と」金 】
上図での持ち駒
▲puella α: 金3、銀、歩
△塚田九段: 角、金、桂2、香、歩3
先週の土曜日(4/13)に行われました
第2回電王戦/第4局「puella α-塚田泰明九段」は
上図230手目までで「持将棋」が成立。
規定により引き分けとなり
対戦成績はソフト側の2勝1敗1分に。。。
【 終局後のコメント 】
塚田九段
全然駄目だと思いました。
(投了も考えましたか、の問いに)
.....(目頭を拭いて)自分からは。
チーム戦ですから自分が負けたら終わり。
最低でも引き分けにと思っていました。
序盤は昔指したころの谷川さん(浩司九段)を相手に
しているような気がしました。
三浦さんには、ぜひ頑張ってほしい。
伊藤英紀氏(puella α開発者)
入玉の将棋は
2年ぐらい前から比べると多少はましになりましたが
詰めが甘かった。引き分けはしようがない。
負けなくてよかったです。
□□□
終盤は170手を過ぎた辺りまでを
リアルタイムで見ていましたが、すでに相入玉が確定し
あとは点数が足りるかどうかという展開となっていました。
序盤は明らかにpuella αが優位に立ちましたが
結果的に、塚田九段は負けないための最後の手段である
入玉狙いを早い段階から決断出来たことが、「次」につなげる
貴重な引き分けをもたらしたように感じられました。。
今週の土曜日はいよいよ大将戦。。楽しみです。