噂の対局がいよいよ。。本日のＮＨＫ杯は「佐藤九段－永瀬四段」

日曜日午前中のお楽しみ
といえば、第６１回ＮＨＫ杯将棋トーナメント 。

今期はプロ入り後間もない四段棋士が続々と登場し
話題を集めていますが、本日も注目のニューカマーが姿を現します。


＜第６１回ＮＨＫ杯/１回戦＞


佐藤康光九段－永瀬拓矢四段




昨日、第３２回将棋日本シリーズ/開幕戦で
深浦康市九段と１９９手におよぶ死闘を演じた 佐藤九段が登場。

惜しくも敗れたものの、最後まで緊張感の途切れることのなかった
名勝負は、あらためて佐藤九段の実力、存在感を満天下に知らしめました。

そんな佐藤九段の本日のお相手は
０９年１０月にプロ入りしたばかりの現在何と１８歳、永瀬四段。

角道を止める振り飛車党として知られる永瀬四段は
「大山康晴十五世永世名人の再来」との声がきかれるほど
強い受け将棋を棋風とする逸材。

今期ここまでの成績は６戦全勝。
その中には阿久津主税七段、村山慈明五段といった
名の知れた実力者からあげた白星も含まれています。

全国放送のＮＨＫ杯で
大物・佐藤九段を相手に、いったいどのような将棋が披露されるのか。。
実に楽しみ。。


ところで、今回の対局が注目を集めるのは
顔合わせの新鮮さ、永瀬四段への興味といったものの他にもうひとつ

事前につぶやかれた




という、西尾明六段のツイートで一気に知れわたった事実。
何とＮＨＫ杯で２度の千日手成立とは。。

いったいどのような放送となるのでしょうか。。。
囲碁のＮＨＫ杯のように対局風景が流れるうえに聞き手の解説が重ねられ
千日手局の紹介が放送された後、指し直し局がメインで放送されるとか。。？

すっかり期待感を煽られてしまいました。

ちなみに
本日の解説には鈴木大介八段が登場。

両者はもちろん今回が初手合い。
いろんな意味で注目せざるを得ない一戦。刮目です。