千住宿ウォークもいよいよ大詰め、
ご本尊が“閻魔大王様”という金蔵寺へ向かいます。
金蔵寺に入ると左側に供養塔がありました。
阿弥陀如来の庚申塔を中心に、
右手が天保8(1837)年に起こった、大飢饉の餓死者の供養塔(無縁塔)。
千住2丁目の名主永野長右衛門が世話人となり、翌年の天保9年に
建立されたものだそうです。
塔に刻まれた文字には、餓死者828名、、そのうちの370人が
金蔵寺に葬られ、他、勝専寺321人、不動院76人、慈眼寺61人と
記されています。
左手は、千住宿の遊女(飯盛り女)の供養塔です。
塔の台座には、この地で亡くなった遊女達の戒名が
刻まれていました。
宿場として賑わっていた影で、こんな悲しい歴史が
あったんですね.....(´_`。)
すっかり日も暮れ、北千住駅前の文具店の2階を
お借りしての座学です
「安藤昌益の会」の I さんより講習をしていただきました
午後からずっと同行され、説明していただいた
「安藤昌益と千住宿の関係を調べる会」 会長のAさんにも
お話を伺いました。
Iさん、Aさん、お二人とも普段からとてもお忙しいご様子でしたが
遠方よりやって来た私達を、大変温かく迎えて下さいました
「千住は良いところ」という印象を強く持ったのも
お二人のおかげです。ありがとうございました(^-^)
千住ウォークではご紹介しませんでしたが、
2/1のブログ「安藤昌益ゆかりの地・千住」にもあるように
千住には【自然真営道】を所有していた橋本律蔵が眠る寺
慈眼寺もあります。
皆さんも、東京に行った際には是非
千住ウォークを楽しんでみてはいかがでしょうか
スタッフM2
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