本日は、またまた番外編になっています。
昨日の「クローズアップ現代」。
出演されていた玉田 耕治 先生山(口大学 教授)は、私がYouTubeから頂いて記事にした先生でした!
「やっぱりね。だって分かり易くて正確だったもの」と選んだ自分を自画自賛いたしました
ということで、本日気合を入れて画像処理していたのですが…
ふと「がんもどき論、反対医師」で知られる長尾先生に対して
とある週刊誌WEBでこんな記事があったのを、今頃知りました。
---------- ----------
当時は近藤医師に対するわかり易い反論を好意的に拝見していましたが、最近どうも怪しい論調が目立つようになり、「長尾先生、あなたもですか」と言いたくなるような状況になってきました。
酷いなと思ったのはこの記事です。
---------- ----------
と、以下のコラムを引用されていました。
はぁ?どこが酷いの?
と不思議に思ったのと同時に、前回の記事同様に
『やはり週刊誌、医療関係の記事は怪しいぞ…』と思ってしまいました。
だってだって、患者歴/再発歴だけにはちょっと自信がある(?)私が心から同意できた記事だったからです。
まずは、長尾先生のコラムを引用させていただきます。
・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・
アピタルトップ > 町医者だから言いたい!
がん医療、ここが分からない
長尾 和宏 先生
《1828》 再発・転移をする人としない人の差 2015年4月23日
再発・転移をする人としない人の差はなんですか?
Q 大腸がんの治療が終わったところです。
幸いなことに初期でしたので、治療から半年、ふつうに食事ができるようになりました。
「再発を防ぐために、どんな食事に気を付ければいいですか?」と担当医に訊いたところ、
「再発・転移と食生活はあまり関係がない」と言われました。
長尾先生から見て、どんな人が再発・転移しやすいかどうか、何か特徴はありますか?
野菜中心の食事法など、さまざまながん食事療法の本が出ていますが、
ああいうものは意味がないということでしょうか?
A うーん、難しい、というか答えにくい質問です。
理屈っぽくなりますが、言葉の定義から入ります。
正直なところ、私は「再発」という言葉をあまり使いたくありません。
そもそも、がんが再び発生するとは、どんなことでしょう?
がんの手術をした直後に、がんがどこかに隠れていてそれが顔を出す。
根こそぎ捕獲して全滅させたはずのがん細胞が、どこかに隠れていた?
それは、言葉を変えれば「取り残し」ということにはなりませんか。
しかし、手術直後に外科医は術衣のまま家族にこう説明するはずです。
「一応、リンパ節も含めて全部取れるところは全部取りました!」
「先生、ありがとうございます」
こんなやり取りがあって半年~1年経過してから、再発が判明するわけです。
その時に「すみません。あの時どうやら取り残しがあったようです」と言えばどうなるか?
それはミスではなかったのか?と問い詰められる可能性があります。
では、「残念ながら再発しました」と言われれば、そうはならない・・・
再発には、原発巣から連続した局所再発や遠隔臓器に転移巣を形成するもの、
そして腹膜や胸膜に、米粒がこぼれ落ちるように播種する再発などがあります。
いずれにせよ、新しく生まれたがん細胞ではなく、残っていたものが
時期を経て息を吹き返して目に見える形になったものが再発です。
裏を返せば、目に見える形にならない限り、再発や転移には至りません。
前にも書きましたが、大腸がんで腹膜転移が自然消滅したことがありました。
私は、手術直後にはがん細胞はどこかに少し残っているものだと思っています。
しかし自然免疫の力でリンパ球ががん細胞をやっつけてくれるものだと思います。
ですから、再発するはずなのにしない、ということが実際にあります。
従って再発させないための食事やライフスタイルはある、と思います。
手術後に怒ってばかりの人は、よく再発しました。
反対に、笑ってばかりの人は、再発しませんでした。
個人的には、ミネラル豊富な野菜を食べると免疫能が上がると思います。
土の中に埋まっている野菜、大根や人参やお芋さんなどを勧めています。
京野菜のような高価な野菜を食べなさい。
野菜だけにはお金をかけなさい、と毎日、口癖のように言っています。
取り残しというと、外科の先生に怒られるかもしれませんが、
私は細胞単位で診れば、取り残しはあるものだと思っています。
あるものだという前提なので
術後しばらくはストレスフルな仕事は避けてもらいます。
そして、がんという病は、再発しない人もいれば、再発する人もいる、
と考えています。
がんで死ぬ人、がん以外で死ぬ人。
人間はこの2つ以外にありません。
以上「アピタル」より引用(下線・太字は私が書き加えたものです)
・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・
私はこの記事を読んで、もの凄く『心が軽くなりました』
まさに「目からウロコ」だったのです
ついでに加えれば、この「酷い」と評された記事に反対意見を書かれていた
工藤憲雄さん(日本分子腫瘍マーカー研究会会員)
再発・転移するがん細胞は発がん時に決まっており手術の取り残しではありません。再発・転移するがん細胞は発がん時に腫瘍魁が拡散・乖離しているのです。
に、心からの拍手を送りました
まあ、それでも「変なエビデンス解釈」を押し通した方にも驚きましたが。
私は過去何十人もの方々に、同じような事を聞かれています。
「ざきさん、何か身体にイイことしてますか」
= サプリとか漢方薬とかを聞かれているような気がしています。
(なにせ、クスリ屋のオバサンですからネ…笑)
ですが、実際に『特別な薬を飲んでいるわけではありません』
ついでに言うと『私、漢方薬が合わない体質なんです』
なので『あえて言えば、食事ですかねぇ。調味料・加工食品にはかなりコダワリがあります』
と、素直に具体的なメーカーまでお教えいたしております。
【良い食べるものに勝る薬はない】のが持論でした。
長尾先生も言われましたよ。
野菜だけにはお金をかけなさい、と毎日、口癖のように言っています
本当に「万歳三唱」したくなるほどでした。
そうよね~。
3回目の再発時には「落ち込み」より「自分のがんに対する怒り」の方が大きかったような気がしますが、
その時の治療を終えてからは、「これは私の運命だわ~。トコトンお付き合いしましょうね」
と、和平協定を結んだのです。
ですから、細かい紛争は《勃発した時に、解決する》という気持ちで生活しております
今年の紛争は無事解決したようですので、
取り合えず、来年末の渡英を夢に
「仕事上でお国に腹を立てないコト」を第一の目標にしております。
→何気に心が重くなる現実です…トホホ
ですので、こんなモノを買っちゃいました
2017年開花予定の、クリスマスローズの苗です
さあさあ、うまく咲くのかな
頑張って可愛がります