2004年03月22日(月)  かけがいのない地球の生命 | NPO法人生涯青春の会

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 昨日かけがいのない地球の生命と題して、直径30メートルの小惑星(隕石)が地球に激突する危険が去ったことを書いた。2ヶ月ほど前、米国は地球に近づく小惑星(隕石)の発見者に報奨金を支払うとの法案を成立させている。背景としては小惑星の激突という危険があるのだ。日本でも衝突する可能性のある天体を発見、監視することを目的とした日本スペースガード協会が発足し活動を開始している。なにしろ、10km以上の惑星の激突は、人類滅亡にもつながりかねないのだ。
 大陽系の小惑星は膨大な数になる。主に地球の外側を回る火星と木星の間に分布している。「現在では軌道の確定しているもので4万個を超える小惑星が見つかっている」(国立科学博物館HPから)という。直径が1kmくらいの小惑星はほとんど観測が出来ず推定で100万個もあると言われている。
 この小惑星が惑星帯から何らかの力が加わり迷い出るのである。直径が1キロもある小惑星が地球に激突すれば大変な被害が発生する、大半は引力が地球の2.5倍もある木星に吸収されるようだが、中には地球に近づく小惑星もあるのだ。ともかく、この地球は微妙なバランスの中に存在しているのである。
                   
   太陽に 甘えて回る 惑星は 大小合わせて 100万超える