113、自分以外の者のために生きる | NPO法人生涯青春の会

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さあこれからだ:/23 がんに負けない=鎌田實

http://mainichi.jp/life/kamata/news/20120211ddm013070134000c.html

毎日新聞 2012211日 東京朝刊

貴重な証言であるので全文を以下に収録

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=67846675&comm_id=698599


 がんに負けないに次の説明がある。セロトニンは有名であるが、オキシトシンの分泌されることは知らない人もあると思うので引用しました。


「人間には幸せホルモンと言われるものが二つある。一つはセロトニン。おいしいものを食べたり、いい景色を見たり、温泉に入って気持ちよかったり、自分が幸せを感じたときに分泌される。ユキさんは何でも感動して、喜ぶ。セロトニンを分泌して元気がでている。

 もう一つは、人を幸せにしようとするときに分泌されるオキシトシンである。オキシトシンはストレスを緩和し、感染症を予防し、生きる力を与えてくれるといわれている。だれかのために一生懸命やさしくしようとすると、自分の脳内にオキシトシンが分泌され、自分の命を守ってくれるということだ。」

人を幸せにしようとする・・・自分以外の人のために努力しようとする時に「オキシトシン」が分泌されるのだ。

アインシュタインの語録を何回も引用した。

「人は自分以外の者のために生きられるようになって、初めて新たな生が誕生する」と。

自分以外の者のために生きるが生活の基底部になった場合は、医学的には常に

「オキシトシン」が分泌され逞しい自己が確立されるのだと思う。