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認知症高齢者グループホーム、利用者負担にバラつき
2006年05月18日
認知症のお年寄りが共同生活を送るグループホームでの家賃や食費で1人当たり月平均で約8万3000円になることが厚生労働省の調べで分かったという。〈資料2006年3月12日の朝日から〉ここに介護保険サービスでの1割負担を加えると月平均で約11万円の負担になっている。これはあくまでも平均であって施設によって大きなばらつきがある。この概要を以下に整理。
家賃 37849円 平均
食材費 33938円
光熱費 10867円
介護保険負担 25000円~27000円
計(平均) 107654円
社会の常識から言って家賃が高いと思う。家賃を分解すると次の通りだ。
家賃1万円未満 282カ所
2万~4万円未満で 2960カ所(41%)
4万~6万円未満が 1892カ所(26%)
6万~10万円未満 2048カ所(28%)
10万円以上 73カ所
グループホームで家賃を6万円以上も取るなどは、日本の高齢者対策の貧弱さを象徴しているように映る。入居一時金(保証金)(0円~100万円・平均18万1703)があることも、ここの利用を想定している人は知っておく必要がある。
最大の問題点は認知症の高齢者を受け入れながら、認知症ケアの研修を受けていないグループホームは30%以上あるという現実である。「00年3月末に256カ所だった認知症のグループホームは、今年2月末には7820カ所と介護保険導入後、30倍に急増し、質の向上が課題となっている。しかし、05年度中に介護指導者やホームの管理者らに認知症ケアの研修を受けさせたと答えたのは4869(67%)にとどまった」(朝日から)果たしてこれでよいのだろうか。お寒い感じを受けるのは私だけでないだろう。同じことを繰り返すが認知症にならず、死ぬまで元気でいることだ。