2010年1月8日 日経
パナソニックは家電の海外生産を拡大する。液晶テレビでは2010年にマレーシアでの組み立て生産を09年に比べ倍増し、200万台にする。中国やメキシコなどでも増産し、プラズマテレビを含む10年度の薄型テレビ世界販売は09年度見込みに比べ500万台超上積みし、2100万台前後に引き上げる見通しだ。冷蔵庫やエアコンなど白物家電では欧州とインドに新工場を12年度までに建設する方針を決めた。
マレーシアで液晶テレビを増産するシャアラム工場(セランゴール州)は東南アジア各国や豪州などへの輸出拠点にする。東南アジア諸国連合(ASEAN)が豪州などと自由貿易協定(FTA)を相次ぎ締結。家電製品関税の段階的引き下げをにらみ、為替変動に即応できる供給体制を築く。(07:00)
管理人メモ
大企業の動きが国内の失業対策にならない典型的な例である。
日本企業の米国企業と同じ道を進んでいる。
国内産業の空洞j化である。