初森ベマーズ最終回 | うさぎ年牡牛座さとのブログ

初森ベマーズ最終回

7月から始まった、乃木坂46メンバー総出演の女子ソフトボールドラマ「初森ベマーズ」が最終回を迎えた。なかなか面白かったよ。


内容はソフトボール素人集団だった初森が、団結力と数々の奇跡により、超人軍団ポラリスを倒し優勝し、約束だった初森公園の存続を実現させるという予定調和な結末だったが、1話ごとに各メンバーのエピソードが盛り込まれ、ギャグみたいな対戦相手校、手塚とおる、津田寛治という見事な個性派脇役陣など楽しめた。余りに現実離れし過ぎていてツッコミどころが満載なのも狙いかな。


特に最終回は笑った。寸止め魔球の投げ過ぎでエース・ななまるが肩を痛め、いつ「ピシっ」と壊れるかも知れない状況で投げ続ける。これは「巨人の星」で大リーグボール3号を投げ過ぎて破滅する星飛雄馬じゃん。更にななまるがキレイの剛球を本塁打するが、余りの衝撃でベース一周する途中で倒れ、這いながらホームベースに向かうという展開。これも「巨人の星」で、花形満が星の大リーグボール1号を本塁打した直後に倒れたのと同じパターン。原作の秋元康は年齢的にモロ「巨人の星」世代だからな。若い世代には新鮮か?


さて、最初に「予定調和の結末」と書いたが、この話には続きがありそう。何故ならドラマの最後に行方不明になっていたななまるの父親が現れ、それもポラリス軍団エース・キレイの父親であり、かつ、初森公園買収を企てていた権田原と裏で繋がっていた事実が発覚。どういう意図があるのか一切明かされてない。ポラリス軍団のバッテリーが初森に転校するくだりもあり目が離せないな。



更に更に、予告編で登場したHKTの宮脇とAKBの島崎。これは一体何を意味する???ネットでも衝撃が走った。続編か、映画化か。それとも単なるスタッフのおふざけか。まあAKB登場に関しては、単なるお遊びである可能性も高いが、初森続編に関しては確実にありそう。ただもしやるなら「有料会員向けネット独占配信」とかはやめてね。