「家賃はもったいなく感じるけど、住宅ローンを抱えるリスクも感じる。
賃貸と持ち家はどっちが得なのか…」
そう思われている方は多いと思います。
で、実際のところどちらが得なのでしょうか?



ライフスタイルによって考え方も変わってくるので、
一概にどちらが得か損かとは、判断しにくいとは思います。

ただ、双方ともメリットとリスクがありますので、
そこのところをよく理解して賃貸にするか持ち家にするかを
判断されるとよいかと思います。

一般的に「賃貸は気楽、持ち家(住宅ローン)は恐い」といった
イメージもありますが、賃貸にもリスクはありますし、
持ち家にも気づきにくいメリットもあります。

実は、賃貸に住んで家賃を払い続けても、持ち家で住宅ローンを払い続けても、
生涯での総コストで見ると、あまり大差はありません。
しかし賃貸と持ち家では決定的に異なる点が2つあります。

まず1つめは、支払いのペースが違うという点です。
賃貸は、家賃に大きな変動がない限り、
常に同じペース(金額)での支払いになります。
一方、持ち家は、住宅ローンの返済が終わった後は、
支払いのペースがゆるやかになります。

つまり、賃貸は生涯にわたって一定のペースでの支払いになり、
持ち家は、現役時代(収入が多い年代)に多めに払い、
ローン完済後は、少ない支払い(固定資産税や維持費など)
になるということです。

もう1つの決定的な違いについては、また次回。

なお、賃貸と持ち家の総コストの比較や、メリット・デメリット診断など、
弊社のファイナンシャルプランニングシュミレーションで簡単にご覧いただけます。

「今」と「将来」を見える化することで、しっかりした判断基準を持つことができます。
ぜひ、お気軽にお声かけ下さい。