ナポリの「椿姫」 | Добро пожаловать!

Добро пожаловать!

ありがとう、Dima
あなたの歌は永遠です

私のお気に入りバリトン、ホロストフスキーは、19日から、ナポリのサン・カルロ歌劇場で、「椿姫」に出演中。

ファン仲間のお一人が、ナポリまで行かれているので、感想を楽しみに待っているところですが、「ちょっと待てよ?もしかしたら、ウェブラジオで放送があるんじゃないか?」って思い、色々調べてみました。

でも、いつもオペラ放送のチェックでお世話になってる、いろんなサイトを見てまわったけど、なかなか見つからない・・・。

イタリアだから、RAIが放送してくれないかなぁ?と思い、検索でRAIのサイトを見つけたけど、これまたよくわからない・・・・。
だって、イタリア語ばっかりなんだもん。

で、週間番組表(?)みたいなものを見つけたので、1週間ぐらい前になったら、ここに載るかなぁ?と思い、それから毎日チェックしていたところ・・・・やった~!放送があるみたい~!

こちらから、RAIのRadio3のサイトが御覧になれます。)

しかし、イタリア語がわからないから、本当にこれが番組表なのか、確信持てず。
とりあえず、時間にタイマーをセットして録音しておくことに。

本当に放送してくれたのを確認した時は、とっても嬉しかったですほろり

しかし、Opera Shareに、もうupされていた・・・・。はやっ!

ところで、Radio3・・・・接続悪い。
途中で回線が切れたり、宇宙人みたいな声(どんなんだよ)になったり。
ホロストフスキーが歌ってるところは無傷だったけどチョキ

当初、この舞台は、デヴィーアとフィリアノーティが共演する予定だったのに、2人ともキャンセル。
デヴィーアは、御主人が亡くなられたかららしいのですが、フィリアノーティはどうしてキャンセルしちゃったんでしょ?

ってなことで、主要キャストの中で、たった一人残ったホロストフスキー。
共演のソプラノはCarmela Remigio、テノールはGiuseppe Gipali。

で、今聴いてますが、前奏曲はやや速めのテンポ。
ホロストフスキーが歌う“プロヴァンスの海と陸”のアリアも、前奏が少々速めでした。
“パリを離れて”なんか、もう少ししっとり聴きたかったなぁ。
シンプルな曲だけに、なんだかあっさり味に聴こえちゃいました。
テンポが速いと言うより、全体的に味付けがあっさりしてるのかも。

それと、なんか、拍手が少ないなー。
乾杯の歌とか、ヴィオレッタのアリアとか、もうちょっと盛り上がるかと思ったけど。
贔屓目じゃなくて、ホロストフスキーが歌った、ジェルモンのアリアの後が、一番拍手とBravo!があったもん。
ここんとこ、METの舞台映像にばっかり接してるから、そう感じるのかもね。

あ、ホロストフスキーがアリアの後で拍手もらってるところで、アナウンサーの女の人がしゃべり始めちゃってるよぉ~。
まだ続きがあるのに~・・って思ってたら、ホロストフスキーが歌い始めて、慌てて喋るの止めた・・・・。

ファンとしては、オペラの本場イタリアで、ロシア人の彼がどう受けいれらるのか気になりましたが、ジェルモンは、3年前のフェニーチェ歌劇場の再建公演でも歌っていて、大変な喝采を受けていますから、それほど心配はしていませんでしたが、やっぱりホッとしました~。

アルフレードのテノールは、アルフレード!って感じの声(って、どんなんだ?)で、良かったんじゃないでしょうか。

ヴィオレッタのソプラノも、そんなに悪いとは思わないけど、時々、ヴィブラートが気になったのと、ちょっと張り切りすぎ?って思う箇所もちらほら。
ジェルモンとの二重唱で、出を間違えたのか、ジェルモンの声に一瞬かぶっちゃったし汗

ホロストフスキーは、最近、本当によくジェルモンを歌うよね~。
彼に合ってるよぉ~とは言えないと思うんだけど、なんでだろう?
でも、好きな役みたいね。

確かに、彼のジェルモンを聴いてから、ジェルモンのアリアや、ヴィオレッタとの二重唱が、こんなにいい曲だったのか~って思うようになったけど。

相変わらず、登場の第一声「Madamaigella Valery?」(ヴァレリー嬢ですか?)で、ぐっと惹きつけちゃいます。
やっぱり、彼の声好きだなー。

この次のジェルモンは、来年1月~2月にかけてROHで。
なんと!ネトレプコのヴィオレッタと共演です!
アルフレードはカウフマン。
これも、きっとウェブラジオでの放送、ありますよね音譜