「田園シンフォニー」で予約弁当 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

熊本県の人吉と湯前を結ぶ「くま川鉄道」に乗って来た。

目的は、「田園シンフォニー」に乗るためだ。「田園シンフォニー」では、7月から予約制の弁当セットを注文できるようになった。今回は、この弁当セットの話。

正式には「田園シンフォニー オプションプラン」と言う。

私が選んだのは、『駅弁当プランB』2000円だ。この中身は、5点。

(1点目)くまもん かしわめし弁当

(2点目)昔懐かしのお茶

(3点目)ホットコーヒー

(4点目)クリアファイル

(5点目)くまモン幸福への切符

 

(1点目)くまモン かしわめし弁当

人吉駅前の「やまぐち」が作った弁当。前から食べたいと思っていた。団体客はプランAの「栗めし弁当」の方を食べていたが、私は「かしわめし」が好きなので、こちらにした。「かしわめし」は、すごく美味い!

 

(2点目)昔懐かしいお茶

レトロな容器で、昔そのままのお茶が楽しめた。

 

(3点目)ホットコーヒー

列車内には、コーヒーのポットがあり、ポットから注いでくれる。

 

(4点目)クリアファイル

田園シンフォニーの絵が入ったクリアファイルだ。

 

(5点目)「おかどめ幸福駅」の乗車券

縁起の良い駅名の乗車券が、封筒に入っている。栗ごはんのセットだと、くまモンの柄ではなく、ハート形をした切符になっている。これは記念品になる。

 

ここで重要なのは、受け渡しが列車の中であることだ。ホームで品物を渡されたのでは、車内販売にならない。その点、今回は、くま川鉄道の職員の方が、座席まで持ってきてくれたから、車内販売の利用1回とカウントできる。この紙袋の中に、弁当・お茶・グッズが入っていた。コーヒーは、空の紙コップが入っていて、後から注ぐ形になる。

 

他にも、弁当をプリンに変更したCセット1000円も用意されている。他の店で食事を食べることになっている人は、こちらのプリンのCセットがお勧めだ。

 

注意点は、申込期限が1週間前であることだ。

乗車券は当日現金払いだが、弁当セット・プリンセットを個人客が申し込むには、1週間前までに電話などでくまがわ鉄道に申し込んで、代金を振り込む必要がある。当日・前日の申し込みはできないようだ。(ただ、弁当そのものは、品切れにならない限り、人吉駅で販売している)

 

【感じた事】

このセットは、団体客の場合は、大きなメリットがある。

駅弁業者は1週間前に確実な販売数が分かる。鉄道会社は弁当グッズ販売では、さほど大きい利益は出ないと思うが、旅行会社経由の団体客を誘致しやすくなる。旅行会社は、新しい観光列車に乗りながらなら、1000円ほどの弁当でも満足度を上げられる。

「田園シンフォニー」の乗車時間は、54分と短い。だから、これ以上凝った料理は、難しいと思う。

私は個人客として乗ったが、一人なのにテーブル付きの4人席を確保してくれて、本当に有難かった。

ただ残念なのは、予約制弁当導入に伴い、ワゴンでの車内販売がなくなったことだ。販売をする職員が、マイクを持って車窓の案内に専念できるようになったから、一概に悪いことではないのだが。

 

参考

◆くま川鉄道「田園シンフォニー」オプションプラン

http://www.kumagawa-rail.com/blog/2016/07/821/

◆今までの田園シンフォニーの記事

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11808651757.html

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11998714843.html

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11989163442.html

 

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当ブログ「車内販売でございます。」のアクセス数が、9月3日に一気に伸びました。どのくらい伸びたかと言うと、このくらいです↓。

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この原因は、Amebaトピックスに取り上げてもらえたからです。しかし調べたところ、何とこの日は、時間をずらして3本も紹介されました。有難いことです。

《「或る列車」其の2 繊細な車内》と《京浜急行で「リラックマ」》もありましたが、圧倒的に注目されたのは《昔懐かしい「日本茶」を買う》でした。あの昔の容器に入ったお茶は、昔飲んだ人にとっては、懐かしいものなのですね。