東日本大震災から約2ヶ月半が経ちました。
あの恐怖と、衝撃と、絶望と…、まだそこから抜け出せずにいます。

実際に被害に合われた方、直接ではないけれど、家族・親戚・友人が
まだ避難生活を送られている方、私の周りにもたくさんいます。

「僕らにできる事はなんだろう?」

募金、消費、資源の節約、身近にできる事で一人一人が取り組んだ
ことは必ず実を結んでいる!と信じたいです。 

「でも…」

何十万円て募金しても、果たしてそれが誰にどの様に役立てたのか?
震災が起きてから今に至っても心からの達成感は得られません。

「ならば行くしかない!」

そう思ったのは、友人から被災に合われた祖母の話を聞いてからです。

そっか、そんなに大変なんだ、そんなに辛いんだ…って、聞く話全て
想像していたよりも遥かに悲惨な状況でした。 

「人は忘れる生き物」

いくらメディアからの情報を目に耳に入れても、苦しい思いをしてる
人たちと心を通わせないと、いつか忘れてしまう自分が恐いんです…

「行ってこの胸に何かを刻もう。」

こうして僕らは動きはじめました。


きっかけは何でもいいのですが、たまたま趣味だった「スイーツ」で
たくさんの素晴らしい人たちと知り合う事ができました。

そんな仲間達と、「スイーツ」でなにか役に立てることをできないか?
先月からずっと一緒に考えてきました。 その答えはやっぱり…

「笑顔(スイーツ)を届けたい!」

アレグレス広尾の塩谷シェフが、被災地の子供達に自らが魂を込めて
焼いたお菓子を届け続けています。 そこには笑顔が溢れていました。

「僕らもそれに続きます!」

今回、一緒に被災地へ行ってくれるのはロールケーキファクトリーの
オーナーシェフパティシエ 三谷さんと、フードコーディネーターの
青山 真生さんです。どちらもスイーツ男子仲間です。

場所は「陸前高田市」、その被害はメディアの報道などでご存知かと
思いますが、ここには友人の祖母が避難生活を送っています。

と同時に、三谷さんが昔自転車レースで訪れた地で、思い入れが深い
場所であり、そんな理由で今回は「ここに行こう!」と決めました。

忙しい中、賛同いただけたことに心から感謝しています。


「迷いはありません!」

僕らが行くことで、何ができるのか?何か置いてこれるのか?それは
行ってみないとわかりません。そこで出逢った人たちが想うことです。

このブログを見て、何かを感じていただけた方は、是非!この活動を
見守ってください! 願わくば同じ気持ちで応援してください。


「みなさんの想いを、僕らが必ず届けます!」

出発は、6月15日… ゴールはありません。 ここからがスタートです。


陸前高田市

あまいけいき

※近日中に、プロジェクトの第一弾として企画している事があるので
このブログ上で発表いたします。 よろしくお願いいたします。