今回は、いつも私のブログでおなじみのキャー朕さんに

「ここ、すごいよ!」

とおススメしていただいた、 ”Volo Cosi"(ヴォーロ・コーズィ)。

最近アメブロデビューしたあつこさんと 一緒にディナー。


Volo Cosi

東京都文京区白山4-37-22 (MAPは一番下に掲載です)

03-5319-3351



媒体への露出が激しくなってまいりました。

今月号のCasa BRUTUSと、GLAMOROUSにも掲載されていました。

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千石駅から徒歩10分くらい(?)大通りから少し入ったところの、住宅街

にあります。




オープンして3ヶ月くらい。しかしすでに予約必至なお店。

私たちが訪れたときに、1組のオシャレな熟年夫婦が入店を断られて

いました。。。うーん、カワイソウ・・

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20席くらいに抑えてあるのは、シェフが一通り目配りできるのは、こ

れくらいが限度だからとか。





クラシックな内装で、「ここってイタリアン・・・だよ・・ね?」と確認し合

ってしまったのですが、もともとフレンチだったお店をそのまま使って

営業しているらしいです。

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シェフお任せコースは、8500円から。

私たちは6500円のコースにしました。シェフお任せは、これに2品+

とのことです。



まずはシャンパンとアミューズ
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手前にあるのが、薄いタルト生地にペペローネをのせたもの。

奥のチラッと見えるのが、ピッツェッテ。一口サイズのピザです。

どちらも、アツアツの状態でいただきます。アミューズから温かいって、

すごい手が込んでいるってことですよねラブラブ

パーティにいいかもって、ちょっと参考になりました☆


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自家製グリッシーニ
パルメジャンチーズがふんだんにちりばめられています。

私、グリッシーニってあまり好きじゃないんですけど、こちらのチーズ

がふんだんに使われているグリッシーニ、かっぱえびせんに通じる

ものがあります(やめられない、とまらないってこと)



またまたアミューズ。

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すんごく小さい、一口サイズ器にはいったパンツァネッラ

きゅうり、トマト、クルトンみたいなカリカリパンがはいっています。

こんなに小さな料理の中に、繊細な味がつまっています。

ビネガーの酸味がさっぱりとしていて、一口で絶対食べられるん

だけど、もったいないからおちょぼ口でいただきましたわ。



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全粒粉のパンと、パイ

ちなみに、すべてこのお店で作られています。

全粒粉のパンは、ゴッツい見た目とは裏腹に、とてももっちりした中身。

いうなれば「コワモテ」?

噛めばかむほどおいしさが伝わってくるのは、全粒粉だから、というこ

ともあるんでしょうね。

あとパイ生地のパンは、説明しにくいんですが、今まで食べたことが

ない食感。ミルフィーユみたいな、パイみたいな・・?

もっといただきたかったんですが、本日は完売。。



アンティパスト。

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ゴルゴンゾーラのムース・ブリオッシュと栗の花のハチミツ添え


友達がオーダーしたものを、少しいただきました。

奥のほうに見える白いものが、ゴルゴンゾーラのムース。

個性的なチーズを、ムース状にして、ふんわりとした口当たりになって

いたのが驚き!

栗の花のハチミツは、香りもよく、コクがあって、ゴルゴンゾーラとの

相性がとてもいいんです。




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タコのサラミ仕立て・ズッキーニのマリネ添え


食べて思わず「サラミってどういう意味だったっけ?かお

と思ってしまうような複雑さ。

辞典によると、サラミ:牛肉と豚肉をまぜ、塩・にんにく・などで

風味をつけ、低温で乾かして作ったソーセージ。

タコの吸盤を軸にして、サラミに仕上げたという感じです。

見た目からして「おぉっ!」脱帽。 食べて「おぉっ!」

タコの下にはナスがしいてあって、タコの上には超みじん切りのマリ

ネがトッピングされています。



そのほかの選べる前菜は、

地鶏のレバーパテ・焼いた白ポレンタ添え

うなぎのマリネ・オレンジ風味

ヴェネチア風前菜の盛り合わせ



プリモピアット。

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全粒粉の自家製スパゲティ・たまねぎとアンチョビソース


少々いびつな形が、自家製であることを物語っています。

見た目、「田舎そば」みたいですよね。

全粒粉で、麦の香りがするようなパスタを、たまねぎとアンチョビの

ソースでいただくのですが、さっぱりとしていました。

スープパスタのように、さらっとしているんです。 

これはまさに郷土料理食という感じに仕上がっていました。


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ポレンタとタレッジョチーズのラビオリ


このスペシャリテは、友達がオーダーしたものですが、

とうもろこしの粉でラビオリに仕上げているものを、タレッジョチーズで

いただくのですが、少しハチミツの香りもして、今まで食べたことがない

味わい。 そりゃそーだ。ポレンタなんて生まれて初めてだし。



そのほか、

エミリア風トロンケッティ

ストラッチの魚介ラグーあえ

地鶏と野菜のグラタンスープ・ジジェット風。




セコンドピアット。

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仔鳩のロースト・赤ワインソース

ハト、なんですよね。。。おいしいぃ・・・・

鶏のあっさり具合と、牛のガッツリ具合の中間をまさにいく味。

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ナイフをいれると、こーんな感じ。

レア具合がいいでしょう?


そのほか、

子牛すね肉のロースト香味風味

自家製コテッキーノとサルシッチャの盛り合わせ

牛肉のタリアータ・ローズマリー風味

本日のお魚料理


ドルチェ。

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欲張りなので、盛り合わせにしてみました。

ブラッドオレンジのソルベ、砂のケーキ、アーモンドのセミブレッド、

ホワイトチョコレートのムース。


特に気に入ったのが、「砂のケーキ」。謎めいたネーミングですが、

ざらめみたいな状態のキャラメリゼがちりばめられていて、食べると

「ジャリ、ジャリ」と砂のような食感がするんです☆


そのほか

ラッテインピエーディ木苺のソース添え

プティフール。ビスコッティや葡萄ゼリー。

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エレガント!

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最後に玄関で西口シェフがお見送りしてくれました。

正直、こんなに素敵なお料理を作り上げている方には見えないくらい、

物腰の柔らかな方でした。

一緒にお写真をとりたかったのですが、「それだけはご遠慮したい」

とのこと。シャイなんだから~、もうラブラブ(うそ。スマソ)

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最新流行を追い求めているような、イマドキ女の子には喜ばれそうも

ないけど、私のような、ひとひねりないと興味を示さないような人間には、

誘ってくれてありがとうキス」と喜ばれることマチガイなし。


しかもお手ごろ価格。 

こんなに繊細なお料理の数々が、6500円ですよっ。

こんなにコストパフォーマンスよくていいの?


日本人用にと洗練されたところがなく、北イタリアの味そのままを千石

でいただけるシアワセを感じます。




Volo Cosi

ヴォーロ・コズィ イタリアン / 千石駅白山駅本駒込駅
夜総合点★★★★ 4.0