住所:世田谷区駒沢5-24-8
電話:コワくてかけられないと思う
先日、友達のDAIちゃんに連れて行かされた連れて行ってもらった
煮込みの店
テレビや雑誌には滅多にでない、55年以上も前からある煮込みの老舗。
お品書きは、煮込み・ご飯・漬物・(茶漬け)のみ。お酒はなし!
「食ったらとっとと帰れ」ということなのでしょう。
場所は駒沢公園に近いところ。
最近店を建て直したらしく、それは「煮込み御殿」と言われている。。。
もう書かずにいられない。超コワかった
コワすぎて、デジカメ持ってたけど撮ることができなかったです。
店に入る前に、
「店に入ったらシャベんなよ。注文は聞かれてからすること」
と念を押される。この時点では言っている意味がワカラナイ。
店に入ると、清潔でこじんまりとした狭い店内にはカウンター8席のみ、
お客さんが黙々と食べている。
その後ろには、食べ終わるお客さんを待っている人たちが、まるで
先生に注意されて廊下に立たされているかのように、静かに並んでいる。
うわぁ・・・・。誰もしゃべってない。。
その独特の緊張感を醸し出しているのは、店主のオヤッサン。
高齢のおじいちゃんだけど、いかにも頑固そう。
一緒に切盛りしている、アシスタント的存在の奥さんも、ある意味コワそう。
私たちも後ろに並ぶ。
店には有線が流れていますが、みんな有線の熱狂的ファンかのように
静かに聞いている(?) 助ケテ-。
何分待ったかわかりません。もしかしたら短い時間だったのかも。
でも緊張して、20分位待ったような気がする。
席につくと、オヤッサンが、何も言わずに煮込みをお皿に盛る。
平皿にこれでもかーって言う位、あふれんばかりの煮込み。
これがまた、どーして大きなお皿を使わないのかわからない。
当然、カウンターのテーブルにこぼれる。
そして、オヤッサンの手がプルプル震えながら出してくれるのが
なんだか可愛らしい。
そのあと、 「ご飯は?」
とオヤッサンが聞くので、
「小。」
と答える。
「ショウ。」 というだけのに、すっごい緊張。
失言をすると、おやっさんから一言さんとみられ、なめられるから(?)。
・・・早速食べてみた。
オイシーィ♪
いろんなところの煮込みを食べてみたけど、これもおいしい。
「もつ煮込み」ではなく、「牛すじ煮込み」。
牛ちゃんはコトコト長時間煮込まれていて、牛としての形は崩れている。
味もかなり奥深い。具材は、木綿豆腐、こんにゃく、牛すじ(なのかなぁ?
と疑う)、一体何が入っているのか不思議になる。ほんと。
絶対シンプルなレシピのはずなのに。。。
食べ終わった後に、”ラーメン二郎と同じような”、と比喩していたけど、
『かっぱに行った』とかっぱを昔から知る別の友達に言ったら、その友達
もラーメン二郎の話をしてきた。
私はラーメンやさんには行かないのでよくわかんないけど、また行きたく
なるような、独特の雰囲気と味は共通したものがあるのでしょう。
なんかあの緊張感、もしかしてヤミツキになっちゃうかも~
でも、女同士とか女1人で行くのは無理かな~ぁ。