スウェーデンを代表する作家・劇作家、アウグスト・ストリンドベリ(1849-1912)
彼の最後の住居が、ストリンドベリ博物館として一般公開されています。
Strindbergsmuseet
住所は Drottninggatan 85 で、ストックホルム市中心部で一番賑やかな商店街の、西のはずれです。
ストックホルム市内には1900年前後(日本で言うと明治末期から大正)に建築された建物が、現在も現役!という感じで使われていますが、ストリンドベリの住居もその一つです。この建物(集合住宅です。日本で言うとマンション?)は1907年に建てられ、彼は1908年から1912年に亡くなるまでここに住んでいました。
↑ ここが彼のアパートの入り口。実際の博物館の入り口はその隣になります。
内部は彼が暮らした部屋がそのままに再現されています。 (写真は撮れなかったので、上の博物館のサイトでご覧ください)
いくら文豪でもかなり狭いところに暮らしていたようで、3部屋にトイレ、バスやキッチンはありません。当時お風呂はたまに公衆浴場みたいな所へ行っていたようで、三度の食事も近隣のレストランから出前?を取っていたのだそうです。
玄関にIsskåp(氷戸棚)というものがあり、冷蔵庫が発明されるまでは、この氷戸棚に氷を入れて飲み物等を冷やしていたのだそうです。この中に入れる氷は、氷屋さんからいちいち購入します。氷屋さんは冬、湖から氷を切り出し、夏の間は地下の寒い倉庫で保存していたのだそうです。
これはストリンドベリ宅にあったものではありませんが、ネット上で見つけた氷戸棚 ↓
今や立派なアンティーク
ストリンドベリというと、日本で言えば夏目漱石か森鴎外という感じでしょうか。作家としての彼より、当時の人々の暮らしの方が興味深かった私です。
彼の最後の住居が、ストリンドベリ博物館として一般公開されています。
Strindbergsmuseet
住所は Drottninggatan 85 で、ストックホルム市中心部で一番賑やかな商店街の、西のはずれです。
ストックホルム市内には1900年前後(日本で言うと明治末期から大正)に建築された建物が、現在も現役!という感じで使われていますが、ストリンドベリの住居もその一つです。この建物(集合住宅です。日本で言うとマンション?)は1907年に建てられ、彼は1908年から1912年に亡くなるまでここに住んでいました。
↑ ここが彼のアパートの入り口。実際の博物館の入り口はその隣になります。
内部は彼が暮らした部屋がそのままに再現されています。 (写真は撮れなかったので、上の博物館のサイトでご覧ください)
いくら文豪でもかなり狭いところに暮らしていたようで、3部屋にトイレ、バスやキッチンはありません。当時お風呂はたまに公衆浴場みたいな所へ行っていたようで、三度の食事も近隣のレストランから出前?を取っていたのだそうです。
玄関にIsskåp(氷戸棚)というものがあり、冷蔵庫が発明されるまでは、この氷戸棚に氷を入れて飲み物等を冷やしていたのだそうです。この中に入れる氷は、氷屋さんからいちいち購入します。氷屋さんは冬、湖から氷を切り出し、夏の間は地下の寒い倉庫で保存していたのだそうです。
これはストリンドベリ宅にあったものではありませんが、ネット上で見つけた氷戸棚 ↓
今や立派なアンティーク
ストリンドベリというと、日本で言えば夏目漱石か森鴎外という感じでしょうか。作家としての彼より、当時の人々の暮らしの方が興味深かった私です。