今更ですけど、ウインブルドンの決勝について少しだけ。


個人的にはロディックに優勝して欲しかったんですけど

フェデラーの方が上手でした。

アシュリーさんのアウトサイダーのスポーツ日記の

ウィンブルドン決勝(ネタバレ)  

に詳しく書いてあるので、ちょっと別の見方から。



フェデラーのタイミングをずらすショット、

ここぞという時のサーブが秀逸でした。

ブレイクされそうになると、必ずいいショット、サーブ、リターンが

多かったイメージです。

改めてフェデラーの精神力の強さを感じました。

一方ロディック。

メンタルが課題とよく言われていましたが、

決勝を見る限りでは辛抱強くなっていて、

また、ラリーを制する技術も身につけていました。

やっぱり勝負の分かれ目は第2セットのタイブレークを取れなかったこと。

ロディックはセットポイントを迎えてから、急にドロップが雑になった

印象がありました。

勝ち急いだかな~。



結果的に、

メンタルと体力がちょっとだけ上だったフェデラーが勝ったように感じます。

ファイナルセットのロディックは足が限界にきてるように見えました。


そして最後のスピーチ。

ロディックはきちんと勝者を称え、サンプラスに負けちゃってごめんと

言っていました。このスピーチを聞いて、さらにロディックを好きになりました。

フェデラーは、

「去年、僕はここで苦しんで、今年優勝したんだってことを忘れないで。」

とロディックに言ってました。

ビックサーバーのゴラン・イバニセビッチは3回決勝で負けた後、

2001年、30歳の時に4度目の挑戦で

パトリック・ラフターを決勝で破り、初優勝しました。

ロディックにもまだチャンスはたくさんあります。

ロディックのウインブルドン優勝を早くみたいものです。