2017/5/20 20:30 TOHOシネマズ市川コルトンプラザ スクリーン6

 

■あらすじ■

“スター・ロード”ことピーター・クイルをリーダーに、凶暴なアライグマのロケット、マッチョな破壊王ドラックス、ツンデレ暗殺者ガモーラなど、たまたま出会ったノリで結成された宇宙の“はみ出し者”チーム、<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>。小遣い稼ぎに請けた仕事をきっかけに、強大な力を持つ“黄金の惑星”の指導者アイーシャ率いる無敵艦隊から総攻撃を受け、彼らの宇宙船ミラノ号は壊滅寸前に…。間一髪、ガーディアンズを救ったのは“ピーターの父親”と名乗る謎の男エゴと、触れただけで相手の感情が分かる能力を持つマンティスだった。仲間からの忠告にも関わらずエゴに魅了されていくピーターの姿を見て、次第にチームの絆に亀裂が…。そこへ“ピーター育ての親”ヨンドゥが率いる宇宙海賊の襲撃や、さらに銀河全体を脅かす恐るべき陰謀が交錯していく。はたして、ピーターの出生に隠された衝撃の真実とは? そして、彼らは絆を取り戻し、銀河を救うことが出来るのか? その運命の鍵を握るのは、チーム一小さくてキュートな、ガーディアンズの最終兵“木”グルートだった…。(フィルマークス様より転載)

 

■感想・レビュー■

前作は、マーベル映画史上でも突出した、超々大傑作だと思います。

今の時代において、あの頃の映画のように、ワクワク、ドキドキするような興奮と感動をくれた、本当に最高のエンターテイメント。

そんな大好きなシリーズだからこそ…ハッキリ本音で書きます。

まず、今作もジェームズ・ガン監督の演出は、非の打ち所のない素晴らしさだと思いました。

間の取り方など、あらゆるタイミング、魅せ方、全ての演出センスが、ほんと最高!!

キャスト陣も、ゲストを含めて皆んな素晴らしい。

でも、今作の内容は…『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が、今、描くべき内容ではない、と俺は思う。

前作の流れや、MCU全体の流れから考えても、もっとサノスに向かって前進するべき。

それは、今作の内容を描きながらでも、出来たことでしょう?

あくまで、単体の作品としては素晴らしいのですが、シリーズ全体を通しての大枠のストーリーが進んでいないので、観終わって、最高という気持ちもありながら、違和感と苛立ちみたいなものを感じました。

まぁ、それでも他の作品群と比べたら圧倒的に素晴らしいんですがね〜。俺が、高望みし過ぎかな。