世界にひとつのプレイブック

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2月23日(土)20:30 TOHOシネマズ市川コルトンプラザ スクリーン5 F-11


■ストーリー■

妻の浮気が原因で心のバランスを崩したパットは、家も仕事も妻も、すべてを失くしてしまう。今は実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指してリハビリ中だ。何とか妻とヨリを戻したいパットは、彼女の理想の夫になろうと努力するが、妻は接近禁止命令を解いてくれない。

そんな時出会ったのが、近所に住むティファニー。愛らしい姿からは想像もつかない、過激な発言と突飛な行動を繰り返す彼女に、振り回されるパッド。

実は彼女も事故で夫を失くし、心に傷を抱えていた。ティファニーは立ち直るためにダンスコンテストへの出場を決意、パットを強引にパートナーに任命する。

人生の希望の光を取り戻すための、ふたりの挑戦が始まった――!(公式HPより)


■キャスト&スタッフ■

監督・脚本:デヴィッド・O・ラッセル

主演:パット(ブラッドリー・クーパー)、ティファニー(ジェニファー・ローレンス)、パッド・シニア(ロバート・デニーロ)


■感想■

ストーリー自体は、言ってしまえば”ブチギレ男とアバズレ女のShall we Dance?”って感じです。お互い、心に傷を負った二人が出会い、一緒にダンスをすることで互いに癒されていくお話です。後半、突然、周防監督の”Shall we Dance?”的な展開になるのが、無理やりで不自然にも感じましたが、楽しめました。


とはいえ、これは書いとかなきゃいけないのが、ジェニファー・ローレンス!!すっごいキラキラと眩しい位に輝いているんです!!良く出来た映画であるのに、彼女の魅力が、それを完全に超えてしまっているんです!!こんな映画、久しぶりです。


それは、例えるならば、”プリティ・ウーマン”の時のジュリア・ロバーツや、”TOP GUN”の時のトム・クルーズを彷彿させました。その後、いっぱい大作に出たり、賞を獲ったりしているけど、彼らが一番魅力的に映っていたのは、"プリティ・ウーマン”であり、"TOP GUN"ではないでしょうか。


それと同様に、これから先、ジェニファー・ローレンスももっともっと大作に出演して行くだろうけど、この映画での演技は、ずっと彼女の眩しい程の魅力が語られて行く作品になっていると思います。

映画自体も面白いので多くの皆さんにお薦めできますが、取りあえず、男子は今すぐ観に行くべし!


満足度:78%

ジェニファー・ローレンスの魅力爆発度:10000%


スズタカ☆ほぼ週刊・映画日記☆

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アウトロー

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2月9日(土)15:35 TOHOシネマズ錦糸町 スクリーン3 F-4


■ストーリー■

ピッツバーグ近郊。白昼に6発の銃弾が発射され5人が殺害された事件で、元米軍スナイパーのジェームズ・バーが逮捕された。証拠がすべて揃えられ自白を強要された彼は、黙秘を続け「ジャック・リーチャーを呼べ」と紙に書いて要求する――。

警察がリーチャー(トム・クルーズ)の身元を掴めない中、突然リーチャーが現れる。かつて軍の秘密捜査官をしていた彼は、事件のある矛盾点に気づき始めていく。完璧に訓練された凄腕のバーが、1発でも外すわけがない。それに、証拠があまりにも揃い過ぎている・・・。リーチャーは己の正義に従い、手段を選ばず、この一見単純に見える完全犯罪の真相をあぶり出していく――。(公式HPより)


■キャスト&スタッフ■

監督:クリストファー・マッカリー

主演:ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)、ヘレン・ロディン(ロザムンド・パイク)


■感想■

うーん、予告編を観て思っていたのとは、ちょっと違いました。もっともっと、硬派なクライム・サスペンスかと思っていたんです。それこそ、”ドライバー”の様な感じかと想像していました。

実際には、どんな内容だったかというと、この映画は単純に『007シリーズ』や『ミッション・インポッシブル』、『ボーン・シリーズ』と、まぁ同じです。主人公が、ジャック・リーチャーに変わっただけ、と考えて頂いて差し支えないです。


ただ、トム・クルーズが主演だけでなく製作にも関わっているので、エンターテインメントとしてちゃんとしてます。お金を払って観に来てくれる観客に楽しんで欲しいって、サービス精神が伝わってきます。だから、ありがちといえばありがちなんですが、ちゃんと楽しめますよ。相変わらず、トム・クルーズは信頼できます。


”007”や”ミッション・インポッシブル”が既にあるので、それらとどう住み分けるかが重要だと思うんですよ。同じ出来事が起こったとしても、ジェームズ・ボンドやイーサン・ハント、それにジェイソン・ボーンとは違うって事を示せなかったら意味が無いですよね?


”007”には、数々の決まりごとがあるので、それさえやれば007として成り立ってしまうでしょ?だから、特別といえば特別です。それが、主演俳優が変わっても、その人物がジェームズ・ボンドだと認識できる良いポイントにもなっているし、非常に便利ですよね。


ただ、ミッション・インポッシブルのイーサン・ハントは、映画毎に全然違うキャラクターに変わり続けています。だってね、1の時は短髪の誠実なスパイだったのに、2では長髪でバイクを乗り回すド派手なスパイですよ?その後も、固定したイメージが無く、すごく自由度の高いキャラクターと言えますよね。なのに、ミッション・インポッシブルとしてではなく、敢えて”アウトロー”として、新たなヒーロー”ジャック・リーチャー”を誕生させたのは何故なのか?そこに興味を持ちました。


結果、観ている間は、これミッション・インポッシブルでも良いんじゃないか?と思っていたのですが、ラストで納得!ラストでのジャック・リーチャーの判断と行動に、新ヒーローを誕生させた意味がありました。ラストで悪のボスを捕らえるんですが、そこでどうするか。そこに注目して頂けたらと思います。


ストーリー自体は、そんなに突飛だったり新鮮だったりしないし、ミステリー要素もあるんだけど、明かされた真実には、別に驚きとかはそんなに無いです。でも、安定してある程度は楽しめるから・・・まぁ、良いのかな。そんなに入れ込む人もいなそうなので、カルトに成り得る様な要素は皆無。だから、この映画を観て、そんなに真剣に怒る人もいないだろうなぁとも思います。その程度です。生涯のBEST10に入る、なんて映画じゃないけど、観ている間だけ楽しめればと思う方には、お薦めできます。


あと、言っとかなきゃならないのが、ヒロインのヘレン・ロディンを演じたロザムンド・パイク!最初はね、なんだか叔母さんぽい人だなぁ、トムと釣り合ってないんですけど、とか思っていたのですが、観ている間に、どんどん魅力的に見えて来るんですよ。不思議です。


はたして、”ジャック・リーチャー”は、シリーズ化できるだろうか?


最近、というか70年代以降で、1人の俳優で2人以上の誰もが認めるキャラクターシリーズを確立できたのは、シルベスター・スタローンだけです!トムもそうだけど、シュワちゃんもブルーズ・ウィリスも、それは出来ていないですよね。そう考えると、やっぱりスタローンって凄いんだなぁと改めて感心した次第です。


満足度:70%

ヒロインがどんどん魅力的に見えて来るよ度:100%

トム・クルーズは信頼出来る度:100%


スズタカ☆ほぼ週刊・映画日記☆

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ted テッド

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2月2日(土)20:30 TOHOシネマズ錦糸町 スクリーン2 K-15


■ストーリー■

1985年・ボストン郊外。いじめられっこにも相手にされない独りぼっちの少年・ジョンは、クリスマスにプレゼントしてもらったテディベアと、本当の友達になれるよう天に祈りを捧げる。翌朝、ジョンの祈りは通じ、魂が宿ったテディベア“テッド”はジョンと約束する―「一生親友だよ」と。

それから27年。ジョンとテッドはすっかり30代のおっさんになり、約束通り“親友”として今日も自宅のソファーでマリファナを片手にB級映画を満喫。一時は「奇跡のテディベア」ともてはやされセレブになったテッドも、幻覚キノコで逮捕されてからは人気が急降下し、いまや下品なジョークと女の事で頭がいっぱいの中年テディベアになっていた。

そんな中、4年間付き合っている彼女ローリーに、「あたしとエロテディベアのどっちが大事なの?」と究極の選択を迫られたジョンは、テッドから自立することを決意するが・・・。(公式FaceBookより)


■キャスト&スタッフ■

脚本・製作・テッドの声:セス・マクファーレン

主演:ジョン(マーク・ウォールバーグ)、ローリー(ミラ・クニス)


■感想■

可愛いテディ・ベアが、暴言を吐いたりおかしな行動をとるシーンが主に取り上げられているので、そこに面白さを感じて観に来る人が多いと思うのですが、実際に観たところ、確かにそんなシーンも最高に楽しいのですが、この映画にとって1番大事なのは、そこじゃありませんでした。なんていうか、『時間経過のある、ドラえもん』なんです。


ドラえもんという作品にとって重要なのは何でしょうか?4次元ポケットから秘密道具を出すことでしょうか?違うでしょう。どうしようもないのび太に、ドラえもんというかけがいのない親友が出来た、ということが重要なんだと思います。その損得とは関係ない友情関係こそが魅力的なのではないでしょうか?それはさ、俺みたいな人間にとっては、夢なんです。リアルに響いて、すごく胸を打ちました。


もし、ドラえもんに時間経過が存在したとして、のび太が大人になった時、ドラえもんとの関係はどうなっているだろうか?そんな映画です。


ただね、手放しで皆にお薦めできるかというとそうでもないんですよ。俺にとっては最高の映画ですが、観る人によって、満足度の幅が出てしまうだろうな、と思うんです。


30歳を過ぎても、映画”フラッシュ・ゴードン”やゲームに夢中で、彼女よりも悪友のテッドを優先するジョン。一般的に見たら、ジョンは大人に成り切れていないダメな男でしょう。そんな、ジョンの気持ちとシンクロできる人ならば、最高の映画だと思うんですよ。だけどね、テッドの面白おかしいメチャクチャな行動だけにしかシンクロできない人が観たら、きっと、それだけの映画に観えてしまうんじゃないかな。勿体ないけど、それは仕方がない。人それぞれ、立場も違うし、重要だって思うことも違いますものね。


多くの人が、ジョンとテッドの関係性を理解できないのは、当然だとは思います。ジョンの彼女のローリーみたいに、なんで私よりもテッドとの付き合いを優先するんだろうって思うんでしょう・・・だけどね、男には、彼女と一緒にいるよりも男友達といる方が楽しい時があるんです!


ストーリーは、ジョンが大人になれるかどうかがテーマで、テッド=悪友と別れることが、大人になることであるかのように進められていきますが、ラストで大人になった上で、親友と新たに付き合っていくことを示した事も、すごく良かったです。親友って、頼るものじゃないよね。一緒にいるだけで幸せで楽しいんだよね。


全部が全部、俺みたいなボンクラには響きました。だから、俺はこう言います。『俺にとっては、最高の映画だったよ』ってね。


満足度:95%

tedが可愛い度:100%


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Blankey Jet City VANISHING POINT

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1月27日(日)19:00 丸の内ピカデリー1 M-18


■ストーリー■

2000年5月10日、8枚目のアルバム『HARLEM JETS』のリリースと同時にブランキー・ジェット・シティは解散を発表した。ブランキーの音楽は日本のロック史上画期的なものであり、多くの人たちに強い衝撃と深い感動をもたらしたが、安直なエンタテインメントとは無縁な、妥協のないハードでストイックな姿勢ゆえ、いずれ解散は避けられない運命だったと言えるかもしれない。


同年5月21日、ZEPP札幌を皮切りに、ラスト・ツアー「LOVE IS DIE DIE IS A CHANGE」がスタートする。7月8日・9日の横浜アリーナ公演まで、約2ヵ月をかけて全国12箇所17公演をまわるこのツアーこそが、ブランキー最後のツアーだった。


舞台裏で翁長監督が目撃したメンバー3人の素顔。楽屋での3人のやりとり。ツアーが終われば解散することがわかっていても、決して「ほどほど」で妥協しない。「理想のバンド・サウンド」「理想のライヴ」を求めてやまず苦悩し、衝突し、話し合いを重ねる。そのつどの感情の揺れ、葛藤がライヴ演奏にそのまま反映される。


あまりに激しく、熱く駆け抜けたブランキーの10年間。その最期に燃え尽きた瞬間が、ここに記されている。(公式HPより一部抜粋)


■キャスト&スタッフ■

監督:翁長 裕

主演:Blankey Jet City


■感想■

もう、13年も経ったのかというのが最初の感想。というのも、俺は今でも毎日のようにブランキーを聴いているから、そんなに時が経っていることに驚いたのです。と同時に、とても嬉しく思いました。俺が最も愛しているミュージシャンであるブランキーの、未発表映像が観られるというじゃありませんか。それはもう、興奮しました。


俺、ラスト・ツアーのチケットが取れなくて今でも悔やんでいたので、この映画の内容を「一番前の席でラスト・ツアーを観ることができる」、そんな内容だと期待していました。でも、実際には、ツアー・スタッフになって、ラストツアーに同行しているように感じる内容でした。演奏シーンよりも楽屋での3人を追っているんです。ただ、それがガッカリとかいうんじゃないです。そこで観ることができた3人は、俺が思っていたような感じじゃなくって、何というか・・・もっと、もっと、真剣に音楽に臨んでいたんです。その姿勢に感激したし、この3人じゃなきゃならなかったんだなぁとつくづく思い知らされました。とにかく、その姿、全てがカッコイイい!!!


この映画について、全てを称賛する訳じゃないんです。もちろん、映っているブランキーは最高なんですけど・・・、ドキュメンタリー映画として間違っているんです。ドキュメンタリーっていうのは、対象をあるがままに撮り、それを観た観客が、それぞれに感じる。そうじゃなければいけないと思うんです。そこに、製作者の、こう観て欲しい、といったようなバイアスを絶対にかけてはいけないんじゃないでしょうか。


なのに、この映画はしょっちゅう翁長監督の文字によるモノローグが入ります。ここは、こういうシーンですよというような内容です。これは、駄目でしょう?それは観方を限定してしまうと共に、まるでブランキーは自分の物と言っているようにも感じられ、正直イライラしました。


また、ブランキーファンの立場としては、演奏シーンが極端に少ない上に、1曲を通してちゃんと聴かせてくれないから、そこにもイライラしましたね。今回の映画は、ミュージック映画ではなくて3人の人間関係に重きを置いた作品であるということは分かるんだけど、大好きな曲達を都合に合わせて、1部分だけつぎはぎみたいに切り取られるのは、ファンとして怒りを感じました。もっと、ちゃんと演奏を見せて欲しかったです。

曲名をいちいち表示させるのも、ファンを馬鹿にしてるのか!?と思いました。そんなの知ってるに決まってるだろう!そんな感じで、色々と無粋なのが残念でした。


大好きなブランキーの映画で、こんな文句みたいな事、俺だって言いたくないんだよ。フォローって訳じゃないけど、貴重な映像も満載なんです。特に何回も映し出されるフリースタイルのセッションの凄さ!

感動しました!やっぱり俺の中では、ロック史上No.1のバンドです!それは、今でも変わらない。DVDも発売されてるけど、ファンなら絶対に映画館に駆けつけるべきでしょう!!


あと、観に来ているファンの皆が熱い。ラスト・ツアーのTシャツを着ている人もいれば、ケルト&コブラのスタジャンの人もいるし、ベンジーと同じ髪型の猛者もいる!なんてったって、殆どの人がメロン・ソーダとチリ・ドッッグを買っているその姿。純粋で良いなぁ、ブランキーはファンも最高だ!と思いました。といいつつ、俺も「メロン・ソーダ&チリドッグ」でしたけどね。


満足度:78%

ブランキーにもう一度会えた満足度:10000%

やっぱりブランキーは最高だ度:10000%


スズタカ☆ほぼ週刊・映画日記☆

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1月26日(土)20:30 楽天地シネマズ錦糸町 シネマ2 前から2列目1番中央寄り


観る予定ではなかったのですが、『ted』のチケットが完売していたので、本作にしてみました。


■ストーリー■

都から遠く離れた辺境の地の宿屋《龍門》には、60年に一度の恐るべき砂嵐が迫っていた。言い伝えでは、その天変地異の影響により、砂漠の下に眠る幻の財宝都市が地上に姿を現すという。


折しもこの宿屋には、絶対的な権力を誇る悪の宦官ユー(チェン・クン)が率いる武装集団、秘宝をせしめようともくろむ盗賊団、謎めいた美しき女侠客リン(ジョウ・シュン)らが集結。さらに打倒ユーに執念を燃やす孤高の義士ジャオ(ジェット・リー)も駆けつけ、“龍門”には一触即発の殺気が張りつめる。


ついに大決戦の火蓋が切られたまさにそのとき、想像を絶する巨大竜巻が襲来。天が荒れ狂い、大地が揺れる激闘の果てに、いったい誰が最後まで生き残るのか。そしてこの伝説の秘宝を手中に収めるのは誰なのか……。(公式HPより)


■キャスト&スタッフ■

製作・監督・脚本:ツイ・ハーク(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明)

主演:ジャオ(ジェット・リー)、リン(ジョウ・シュン)、チャン(グイ・ルンメイ)


■感想■

中国映画界が総力を挙げて製作したという本作。中国初の3D映画だという。それで以って、ジェット・リー主演!元々、観るつもりは無かった本作ですが、なんだかワクワクして来ました!


で、観たところ、色んな意味で良いところと良くないなぁと感じる点がありましたので、書いてみます。


まず、良いところ。

【脚本が面白い】

なんていうかな、脚本が面白いんですよ。その内容は、大雑把にいうと、『ロマンシング・ストーン』や『ナイルの宝石』、『ナショナル・トレジャー』や『ハムナプトラ』シリーズ等の様な秘宝探しを中国に置き換えた感じです。宝探しって、それだけでもワクワクするじゃないですか。80年代的な懐かしさもあって良かったです。ストーリーのオチとしては、『ルパン三世 カリオストロの城』的だったりはするので、新鮮さという点ではもう一つだったりもするのですが、舞台が中国ということで楽しめました。


ここからは、良くなかったところ。

【3Dについて】

中国映画初の3Dということで、どうだろう?と思ってましたが、技術面、使い方共にまだまだ未熟だなぁと思いました。技術面では、ハリウッド作品の3Dと比較すると、なんていうか稚拙です。CG処理されている部分が浮いている感じがして、そこだけ不自然なんですよね。ですが、数を重ねるごとに、どんどん進歩していくでしょう。2~3年後くらいには、きっとハリウッド作品と肩を並べるんじゃないでしょうか。


映画にとって、技術的なことはそれ程重要ではないと俺は思っています。それを凌ぐ情熱があれば、全然マイナス要素にならないと思います。例えば、『ターミネーター』はどうでしょう。シュワちゃんことT-800が骨組みだけの姿になってからの特撮・・・本当に酷い出来です。でも、そんな事で、ターミネーター
が超傑作だということに、意義をたてる人がいるでしょうか?つまりは、そういうことです。


この『ドラゴンゲート』という映画については、技術的なことよりも、その使い方に問題があると思いました。使いどころは、柱が前面に突っ込んできたり、パンチを前面に出してきたり、3D効果を使いたいがために用意したシーンに使っているのですが、これ見よがしで、かっこ悪いというかセンスが無いんですよね。本来、この映画として必要なというかベストな構図や取り方じゃなくって、3Dだということを優先している訳です・・・、これダメでしょ!? また、クンフーの様に速い動きには、3Dが合っていないのでは、と思いました。


【キャスティングについて】

世界に向けての作品だから、名のあるスターが欲しいってのは解る、解るんだけど、ジェット・リーが明らかに浮いてるんです。彼の他は、若手のスター達なので、なんか1人だけ違い過ぎるんですよね。似たような感じでは、『13人の刺客での松方弘樹さん』でしょうか。上手いとか下手じゃなくって、1人だけ異質っていうあのおさまりの悪い、あの感じです。


でね、ジェット・リーを使っているのに、アクションシーンはほとんど、ワイヤー・アクションとCG処理なんです。これじゃ、誰がやっても同じです。ジェット・リーを使っている意味がないですよ。ジェット・リーが出演してるんだから、当然、彼にしかできないような生身のアクションに期待しますよね?無駄遣い100%、ガッカリも良いところです。。。いっそのこと、アクションが出来なくても、人気のある若手で固めた方が映画としては統一感があって良かったんじゃないかな、と俺は思います。


キャスティングとして輝いていたのは、チャン役の(グイ・ルンメイ)さん。山賊の女首領を演じてるんですが、粗野な役どころですが、綺麗で輝いていましたね。


満足度:53%

ジェット・リー無駄遣い度:100%

グイ・ルンメイが輝いていた度:100%


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LOOPER -ルーパー-

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1月12日(土)20:00 楽天地シネマズ錦糸町 シネマ3 左ブロック2列目1番中央寄り席


大好きで、尊敬し信頼している映画評論家の町山智浩さんが、昨年公開された映画でベスト1に選んだのが本作です。それはもう、期待度MAXで観に行きました!


■ストーリー■

近未来―タイムマシンは開発されていたが、その使用は禁じられ、犯罪組織のみが利用していた。彼らは、証拠を残さず敵を消し去りたいとき、30年前に転送する。”ルーパー”と呼ばれる暗殺者の元へ――。凄腕ルーパー、ジョーの元に、ターゲットの抹殺指令が入る。それは、いつも通りの単純な仕事のはずだった。だが、送られてきたのは”30年後の自分”。引き金を引くことを躊躇ったジョーの不意をつき、未来から来た”自分”は街へと消えていく。『奴を殺さなければ、自分が消される!』

必死に追跡する現代のジョー。ようやく未来の”自分”を追い詰めたとき、彼がこの時代へ来た、驚くべき理由が明かされる。男が過去にまで来て変えようとしているものとは?謎多き未来の独裁者”レインメーカー”とは一体―?(公式HPより)


■キャスト&スタッフ■

監督、脚本:ライアン・ジョンソン(BRICK ブリック)

主演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット(ヤング・ジョー)、ブルース・ウイリス(オールド・ジョー)、エミリーブラント(サラ)


■感想■

この映画、一筋縄では行きません!30年後の未来から送られてくるターゲットを暗殺することが、主人公ジョーの仕事。ある日、送られてきたのが30年後の自分だった・・・、というだけの話ではありません。


単なる、ありがちなタイムループ映画に留まっていないその魅力は、人間がしっかりと描けているからじゃないかな、と思います。主要な人物は、皆どんな考えで行動する人物であるのかがちゃんと分かるのです。それはもう、主役の2人のジョーだけでなく、サラやシド、エイブやキッド・ブルーまでとても魅力的です。だからこそ、単に登場人物の行動を追うというのではなく、しっかりと思い入れを持って見守ることができるのです。それだけに、ラストのヤング・ジョーの選択には涙せずにいられないのですよ・・・。


また、全部観終わってから、『ああ、そういうことだったのか!』と気付ける点もあり、その事実を知った上でもう一度観たくなること間違いなしです!


ストーリーの大筋は、ありがちといえばありがちです。30年後の未来で世界一の犯罪者になっている男”レインメーカー”を、現代の子供のうちに抹殺するために未来から男がやって来たというお話です。


まぁ、”ターミネーター”の1と2と同じです。”ターミネーター”では、将来レジスタンスのリーダーになるジョン・コナーを、抹殺しに来たのも守る側も、両方未来から来た人物やサイボーグでしたが、本作”LOOPER”では、それを現代の自分と未来の自分で行っています。

まぁ、それだけの違いと言ってしまえばそれまでなのですが、その設定が面白い展開を生んでいます。なにせ、両方自分なので、それぞれの行動が互いに影響し合っているのも楽しく新鮮でした。


本作の一番の特徴というか燃えPOINT!!

ここから、かなりネタバレになるので、これから観る予定の方は読まないでくださいね。

やっぱり、それは上記のターミネーター的なストーリーに、”サイキック”要素を追加している点ですよね!未来では、10%の人間に”TK”と呼ばれる超能力が備わっている設定です。その見せ方も上手いんですよ。序盤、そのTKについて、"コインを浮遊させる程度の能力”であることが、何回も強調されるんです。だから、観客もその程度と思って、そんなに気にしていないでいると・・・急展開!それは、まるで大友克洋の”童夢”と”AKIRA”を彷彿させます!!


本作の、ある人物のTKが発動するシーンは、”童夢で悦子がチョウさんを壁に押し付ける一連のシーン”、"AKIRAで鉄雄の力が発動するシーン"と同じカタルシスです!超燃えました!!うわ、キタキターーーッ!!てゾクゾクする感じです。俺、頭の中で”芸能山城組”の”鉄雄”が鳴り響きましたよ。

このシーンだけで、興奮度MAXを振り切りました!!大友ファンには絶対に観て欲しいです!!!


演出だけでなく、役者陣も素晴らしいです。特に、ジョセフ・ゴードン=レヴィット!特殊メイクで”ブルムーン探偵社”や”ダイ・ハード1”の頃のブルース・ウイリスそっくりになっているんだけど、それだけじゃない。そのしぐさや笑い方や話す声までも、ブルース・ウイリスを完全にコピーしているんです!これには、すっごい驚きました!元々は全然似ていない2人なのに、ジョセフの演技力で2人が同一人物、という事に説得力が出ましたよね。あの、口をすぼめるようにした笑い方!!!ほんと傑作、そっくり!!!


また、作品の醸し出す雰囲気は、すぎむらしんいちの作風に似たハード・ボイルド感があってね、ということは、ヤンマガ読者には超お薦めです!ということになるのかな・・・。いやいや、皆にお薦めできる傑作です!ぜひ映画館で観てください!!


あとね、主人公のヤング・ジョーの愛車がマツダの”ユーノス・ロードスター”だったのは、嬉しかったなぁ。


満足度:90%

もう一回観たい度:100%

TK発動シーンの興奮度:500%


スズタカ☆ほぼ週刊・映画日記☆

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レ・ミゼラブル

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12/29(土)20:40 TOHOシネマズ錦糸町 スクリーン4 F-9


他に観たい映画が無かったから、というのが本作を選んだ率直な理由です。劇場で予告を観た限り、大作感はあるけど、そんなに面白そうには思えなかったからです。


■ストーリー■

ジャン・バルジャンは、パンを盗んだ罪で19年間服役した後、仮出獄するが、生活に行き詰まり、再び盗みを働いてしまう。
その罪を見逃し赦してくれた司教の真心に触れた彼は、身も心も生まれ変わろうと決意し、過去を捨て、市長となるまでの人物になった。

そんな折、不思議な運命の糸で結ばれた女性ファンテーヌと出会い、彼女から愛娘コゼットの未来を託されたバルジャンは、ジャベールの追跡をかわしてパリに逃亡。
彼女に限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。
しかし、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発。
誰もが激動の波に呑まれていく…

《原作の誕生~現代にも通ずる時代背景》
原作は、文豪ヴィクトル・ユゴーによって1862年に発表された大河小説。格差と貧困にあえぐ民衆が、
自由と希望を求めて立ち上がろうとしていた19世紀フランスが舞台となっている。 (公式サイトより)


■キャスト&スタッフ■

原作:ヴィクトル・ユゴー

監督:トム・フーバー

脚本:ウィリアム・ニコルソン

主演:ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)、ジャベール(ラッセル・クロウ)、ファンテーヌ(アン・ハサウェイ)、コゼット(アマンダ・セイフライド)


■感想■

【レ・ミゼラブル】といえば、有名な舞台劇のミュージカルで、何年もずっとロング・ランをし続けてるんだよね?という位の知識しか持ち合わせていなかったので、正直、楽しめるか不安もありました。


で、観てみたところ・・・衝撃を受けました!まず、【有名なミュージカルと同じ原作を元にした映画】だと思っていたのですが、【ミュージカルそのものを映画化した作品】でした。いきなり登場人物達が歌い出します!ミュージカル映画というジャンルがあるのは知っていましたが、実際に観たのは初めてでしたので、いきなり度肝を抜かれました。だって、深刻な場面でもなんでも、とにかく歌いまくるんですよ。。。まず、ここに乗れるかどうかで、この作品への満足度は大きく変わってくるでしょうね。


俺は、どう思ったかというと・・・すいません、笑っちゃいました。でも、観ているうちにそういうものだと慣れて来ます。で、ようやくストーリーを楽しめるようになりました。


でね、やっぱりこの映画でのポイントは、このミュージカル・スタイルがどうかという事なんです。とにかくどんな場面でも歌いだすし、歌の歌詞で本編では描かれていない色んなことを説明してしまっているんです。しかも、歌っているシーンでは役者の顔のアップを多用していますので、歌に注目して欲しいということでしょう?これって、安易に楽な方法じゃないですか!?


俺は、映画なのだから、映像で表現して欲しいと思う!映画本来の表現として、残念だなと思いました。


ただ、本作に関しては、一概に否定できない部分もあったんです。その場で、描かれていない詳細な出来事を歌っているだけなのですが、歌っているキャストが表情で、その歌声で歌詞の状況を演技しているんです。だから、ただ歌っているだけとは言い切れないです。


その歌っている姿や表情から伝わってくるものがありました。特に、ファンテーヌ役のアン・ハサウェイは凄かったです。


また、もう一方の注目点として、上映時間が158分もあります。2時間40分ですよ!!

俺、観る前はこんなに長くて大丈夫かな。ダラダラして飽きてしまうんじゃないかな、と思っていたんです。


でもね、この映画、どんどん話が展開して行きます。中だるみなんて一切なし!


笑っちゃう位に展開が早い!前科のある元罪人が8年後には市長になって、しかも会社も経営する大金持ちになっていたり、さっきまで元気だった人が、いきなり衰弱や老衰で死んだりするんです!俺、もう我慢できなくて、笑ってしまいました・・・。だって、直前のシーンまで元気だったのに、次のシーンでは衰弱とか老衰で死ぬんですよ!? 他にもね、一目会っただけなのに運命の出会いとかいって、すぐ結婚したりと、とにかく猛スピートで目まぐるしく展開していきます。慌ただしいったら、ありゃしないですよ。


普通、2時間40分と聞くと長いなぁと思うけど、この映画は無駄なシーンは1つも無いので削りようがないです。逆に、よくこれだけの内容を2時間40分に詰め込んだなと思います。


最後に。

俺、観ていて思ったんですけど、これ、ストーリー自体が凄く面白いですね!良くできた話です!映像も素晴らしいし、キャストの演技も素晴らしい!ヒュー・ジャックマンも力の入った演技をしているし、ラッセル・クロウは、こういった無骨な男を演じさせたらピカいちだ!アン・ハサウェイが工場で働いているシーンのイノセントな雰囲気の素晴らしさ!!シーンとしての感動的な場面もいっぱいありました!


なので、ミュージカル・スタイルじゃなくって、普通の映画として作ってくれていたらもっと楽しめたのになぁーっ!


満足度:75%

アン・ハサウェイが綺麗だ度:100%

アマンダ・セイフライドも綺麗だ度:100%
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ONE PIECE FILM Z

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12月15日(土)16:50 ワーナーマイカルシネマズ市川妙典 劇場6 H列24席


2009年12月に公開された『ONEPIECE FILM STRONG WORLD』の時と同様に、初日から凄い混雑ぶり!おかげで、近くの映画館では全時間帯ソールド・アウト!それもそのはず、今回も先着入場特典として、コミックス”第1000巻”が貰えるからです。

みんな、映画自体に期待してじゃない・・・。こんなやり方で良いのか、尾田っち!!!


■感想■

今回は、主に既に観た方に向けて書きます。映画の結末についても触れるネタバレ感想になっていますので、これから観ようと思っている人は読まない方が良いです。


まず感想の前に言っておきたい・・・、俺は”ONE PIECE”を誰にも負けない位に愛しています。俺にとって、欠かせない自分の一部の様な作品です。ルフィ達は、もう他人とは思えない大切な存在です。楽しそうにしていれば俺もHappyだし、困難に立ち向かっている時には、心からガンバレって思ってます。


そんな俺の感想なので、いい加減な気持ちで書いているんじゃないって事だけ、ご理解ください。


まず、出来が良いとか悪いとかの前に、作品が表しているメッセージが・・・駄目!!!


この映画。キャラクターがユーモラスだったり、カッコ良かったり、そもそも"ONE PIECE"がこれまで築き上げてきた健全なイメージによって、かなり誤魔化されているけど、内容を簡単に説明すると、”世界的テロリスト対ルフィ”というお話です。作品内では”テロリスト”という表現は使われていませんが、誰がどう見てもテロリストです。


そのテロリストが、Z(ゼット)というおじさんなのですが、元海軍の偉い人(元海軍大将)だったので、これまで海軍としてワンピースに出てきた有名なキャラクターは、赤犬、黄猿、青雉の3大将を始め、皆このZさんの教え子なんです。なので、海軍も捕まえるのに遠慮がちだったり、敬意をはらってたりします。


Zさんは、新世界にある3つのエンドポイントを破壊して、新世界自体の滅亡を狙っています。3つのエンドポイントっていうのは、新世界に3つある休火山を爆弾で噴火させて、新世界全体を火の海にして、そこに住む全ての人と共に海賊を滅亡させるという目的です。


気になったのは、Zさんは海賊もろとも新世界に住む人全員をも殺そうとしているという点です。これは、どんな理由をつけてもテロ行為ですよね?関係ない一般の人たちをも全員殺そうとしてるんですよ。実際、火山を2つまで噴火させるのに成功するのですが、逃げ惑う大勢の島民が映し出されていました。きっと何人かはマグマに呑まれて亡くなっているでしょう・・・。ここには、断じて一切の正義は無い!!倒されるべき敵としては最適です。でもね、最後の直接対決の時、ルフィがZに言うセリフは『帽子を返せ!』って・・・違うだろ!?

帽子も大切だけど、そのテロ行為を否定するセリフを言わせなきゃ!例えば、『海賊が許せないってんなら、直接オレに向かって来い!関係無い人達まで巻き込むな!!!ドン!!!』って感じで良いんですよ。


このまま、完全懲悪として描いていれば単純で良かったのですが、この映画、Zさんをカッコ良い人物として英雄のように描いているんです・・・。これは、絶対にしちゃいけない事でしょ?? だって、テロリストですよ!? その行いにどんな理由があったとしても、決して許される事であってはいけないんだよ!!


それを、Zにも事情があるみたいな事を描いたり、それだって全然納得いく内容じゃなかったけどさ、悲しみを背負った男として、こういう行為をしても仕方のない状況だったみたいに描いた上に、最後までダンディにカッコ良く見せようとしているんです。


で、極めつけはラスト。話の途中、自分の将来の夢を海軍と海賊どっちにしようか迷っている少年が出てくるのですが、その少年が最後に友達とヒーローゴッコをしています。そこでの姿はZの扮装なんです。一見、良い話として纏めましたみたいに見せようとしてますが、これは、Zが少年たちの憧れるヒーローになったという事を表しているシーンですよね?製作陣は、一体どういうつもりなんだ!? テロリストが少年たちの憧れるヒーローであって良いはずないでしょう!? 


メッセージとして表している事が、上記のとおりで絶対に認めることが出来ない状況だったのですが、展開も下手すぎる!


これは、脚本上の問題ですが、今回ルフィはZに2回負けた後、3回目でやっと勝ちます。2回も負けた相手に勝つなら何らかの要因が絶対に必要です!勝てた要因が全く解らないんですよ・・・。


3回の戦い全部、全力で殴り合うだけ。1回目から2回目、2回目から3回目、それぞれの間に鍛えたりの努力や、何らかの作戦を練っているシーン等、勝てた事のロジックが無いと、とてもじゃないけど納得出来ないです。ただ、頑張ったからっていうんじゃ、どうしょうもないよ。

※これは『STRONG WORLD』の時も同じで、努力も工夫もなく再戦時に金獅子に勝ってしまっていて、そこに勝てた理由が示されなかったですよね。


もう1個、脚本上の事。今回、”モドモドの実”の能力者によって、子供に戻されてしまうのが”ナミ”とチョッパー”って・・・。映画だけの特別な展開として面白い設定なのに、ナミは大人の女性だから、子供姿とのギャップがあって良かったけど、チョッパーは殆どっていうか、全然見た目に変化が無くて、効果的じゃ無かったですね。何でチョッパーを選んだのかなぁ。ゾロとかロビンとか、普段から大人っぽいキャラが他にもいるのに、センス無い。


今度は、演出について。何かねー、やたらと水着姿のナミの胸が揺れているところをアップで大写しにしたり、ロビンの胸元をアップにしたりしてたけど・・・。確かに嬉しいよ、嬉しいけどさ・・・、すっごい気まずかったよ。何のサービスのつもりか知らないけど、ワンピースにそんなエロさとかいらないって俺は思ってます。

ワンピースってのは子供から大人まで、凄く幅広い年代に支持されている稀な作品だけど、そんなエロさを支持しているファンっているのかな!?ワンピースの魅力っていうのは、そんなんじゃないでしょ?


遥かなる冒険の魅力と、登場人物たちが見せる、友情や人情の信頼だったり信念の大切さだったり。それは、現代社会を生きて行くには、とても守り通せない自己です。こんな風に生きられたら、どんなに素晴らしいだろうと思わせる理想が展開されているから魅力的なんです。それを解っていない人が、脚本や演出をするから、こんなワンピースとは思えない映画になってしまうんですよ。


ただね、良いとこもありました。キャラクターの作画。特に上半身アップになった、ルフィとナミ!まるで、尾田っちの絵、そのものに見えました!ルフィの目って簡単そうですごく難しい。ちょっとでもバランスが違うと尾田っちの絵に見えないんです。でも、うまく描けていました。ナミの瞳の美しさも、尾田っちの原作を読んだ時と同じ感動がありました。ここは、特筆して称賛したいです。


原作漫画も、アラバスタ以降は、詳細や脇の人物の背景までを描くあまりに進展のテンポが遅くなり、一番大切なテーマ自体がボヤケがちですが、元々、ワンピースは1~2話で1つの物語が展開していく冒険譚です。尾田っちは、読み切りの様に短いページに凝縮するのが、すごく上手い漫画家です。今度の映画は、脚本から演出まで、『STRONG WORLD』の時以上に、全部、尾田っち自身でやるしかないと思いました。次は頼むよ、尾田っち!!!


満足度;48%

特に上半身アップになった、ルフィとナミの作画の満足度:100%


スズタカ☆ほぼ週刊・映画日記☆







1回目:9月8日(土)21:30 TOHOシネマズ錦糸町 スクリーン2 I-18

2回目:11月3日(土)18:00 TOHOシネマズ錦糸町 スクリーン8 B-9


1回目:前作のOD3は、映画としても踊るファンとしても非常に残念な出来だったので心配でしたが、本作『THE FINAL 新たなる希望』にも、勿論、超期待してました。また青島刑事やすみれさんに会えるだけでも嬉しいことは嬉しいのですが、素晴らしい作品であってくれ、と願いを込めて観に行きました。


2回目:1回目に観に行った時のガッカリ感が強く、本当は観に行きたくなかったのですが、前売り券を2枚買ってしまっていたので、本当に仕方なくって感じで観に行きました。


■ストーリー■

湾岸署管内で開催中の国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が発生。
数時間後に被害者は射殺体で発見される。使用されたのは、警察が押収した拳銃。緊急召集された捜査会議では、全ての捜査情報を鳥飼管理官へ文書で提出することが義務付けられ、所轄の捜査員には一切の情報が開示されない異例の捜査方法が発表される。
そんな中、第2の殺人が発生。そして、捜査員たちを嘲笑うかのように起こった第3の事件。「真下の息子が誘拐された・・・!」
疑念を抱きながらも必死に真実を突き止めようと捜査する青島。その捜査こそが、青島、最大そして最後の事件になるとも知らずに・・・。
これまでの全シリーズ作品を凌駕する、衝撃のラストダンス!映画館で目撃せよ!!(公式HPより)


■キャスト&スタッフ■

監督:本広克行

脚本:君塚良一

主演:織田裕二(青島俊作)、深津絵里(恩田すみれ)、柳葉敏郎(室井慎次)


■感想■

俺は、誰にも負けない位に踊るシリーズが大好きです。だからこそ、前作のあまりにも酷い出来は本当に許せなかった。1本の映画としても踊るファンとしても、到底納得できる出来ではありませんでした。


俺、前作を観た時に、この脚本家と監督じゃもうダメだと思いました。踊る大捜査線の魅力が分かっていなく、カタルシスの欠片も感じられない脚本、それに観客がどう感じているかが全然分かっていなくセンスも無い演出。役者の皆さんが頑張っていただけに残念で悔しくて、情けなくなりました。


今回のODFの展開として、まず、本作の公開直前にTV放映された『THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件』がありました。ストーリー全体は、何だかとても踊るらしくて好感も持ちましたが、笑わせたい演出シーンで1回も笑えなく、観ている者にどう思ってほしいのか、また観客が今どう感じているのか全然分かっていないセンスのない演出には心底ガッカリしました。同時に映画本編のODFが非常に心配になりました・・・。


で、本作ODFです。まずは当然でしょうが、脚本家と監督が変わっていないことに、ガッカリ・・・。でも、TVシリーズの時のような最高の踊るに期待しました。


結果、前作OD3よりはまだ良かったけど、とても満足できる作品ではありませんでした。それは、1本の映画としても、踊るシリーズとしても良くない出来でした。これから、そのダメなところを色んな観点から書いてみます。踊るファンで本作を観た方なら、きっと解ってくれると思います。


①脚本がダメ

踊るシリーズといえば、『感動』・『笑い』・『燃えるような興奮』の全部が入ったエンターテインメント!ファンは、それら全部が入っていることに期待する訳なんですが、今回の映画は全然できてないんですよ。何点か具体例を挙げてみます。


・踊るシリーズってのは、何か?『組織の中で信念を持てるのか』ということでしょう?それを、警察だって普通の会社と変わらないって事を展開しながら表現している訳ですよね。それは、もちろん会社員である多くの人の状況にそのまま置き換えられるし、共感もする。だけど、多くの場合、自分たちには室井さんみたいな理解者は上司にいないんです。要は、多くの社会人の夢の話です。今回の映画は、それに対して回答があったか?無かったよね。結局、夢の途中。青島と室井さんの立場は変わって行ったけど、テーマ自体に対する回答ではありませんでした。ドラマから進展していないといえると思います。


・冒頭で、警察が押収した拳銃による殺人事件が起こり、あっさりと捜査一課の久瀬警部(香取慎吾)が犯人だと特定されます。大杉漣さん演じる(横山・情報技術執行官)からその事が伝えられ、映画内でもそれは間違いのないこととして展開されていきます。なのに、まず久瀬を犯人と特定した経緯が全く説明されない。驚きです!しかも、久瀬は普通に勤務し続けてるんです。見張るだけで拘束も拘留もしないのは・・・何故!?全然理解できない・・・そりゃ、次の事件も起こるに決まってるだろう。推理的な魅力を自ら捨ててるだけでなく、常識的にも変にしか見えない・・一体、どういうつもりなのでしょうか!?


・共犯の小池についても久瀬と同様です。何で確保しないの!?共犯である事が発覚しているにも関わらず、普通に捜査本部をウロウロしていたのには、すごい違和感がありましたね。


・予告でもあるように、今回は真下くんの息子が誘拐されます。誘拐事件をドラマとして盛り上げるのは当然、親の様子を映すことでしょう?なのに、不自然な位に真下くんと雪乃さんのシーンが1つもないんですよ。誘拐事件としての盛り上げ方を全然解ってないんですよねぇ・・・。


・何で、鳥飼は室井さんと青島に警察を辞職させようとしたのか??鳥飼は、腐敗しきった現状の警察に嫌気が差して、警察の構造改革をする為に、今回の犯行を行ったんですよね?だったら、警察を正しくしようとしている室井さんや青島と、目的は同じなんですよ。お互いに方法は違っていても、最終目標は同じなんです。なのに、その室井さんと青島を辞職させようとするのは、明らかにおかしいですよね?


・青島が警察手帳を取り上げられましたが、あれって何か意味があったんでしょうか?青島刑事はその後も、普通に捜査してましたよ!?一体何の意味があったんでしょうか!?


・これが、踊るファンとして、今回の脚本で最も致命的なシーンです。ODFは『正義って何か?』ということが1つのテーマになっています。その点で最も重要な、青島が久瀬と1対1で対決するシーン。青島と久瀬、それぞれの正義に対する信念がぶつかり合う、今回の映画のテーマともいえるとても大切なシーンです。なのに、とんでもないハプニングで幕を閉じ、そのまま久瀬は確保されてしまう。ここは、絶対に青島の言葉で説得させなきゃ駄目でしょう!? 久瀬は、自分の正義を信じたまま逮捕されちゃってるんですよ?青島の正義が久瀬の正義を打ち砕いたというシーンじゃないと意味がないですよ・・・バカか。


・ついでですが、すみれさんが事件を解決したあれ。あんなんで良い訳ないじゃん。下手したら、青島も真下くんの息子も全員死んでますよ。まぁ、上記の映画自体のテーマをちゃんと表現できていないってことよりはどうでも良いことだけど、こんなとこにもいい加減さが出ちゃってるんだよね。

室井さんに青島との大切なシーンで訛りを使わせたのにもグッタリ。分かるよ、確かに室井さんのキャラから、ついふとした時に訛りが出ちゃう設定だってのは。でもさ、あそこは観客にしっかりと伝わらないと意味のないシーンですよね。


②演出がダメ

単純に演出が下手だなぁと感じた点を、いくつか挙げてみます。


・王さんの注文ミスで大量のビールが運ばれて来るシーン。最初からビールが大写しになっているので、観客は「あ、これが王さんが間違って注文したビールで、それが署内に運ばれてきてるんだな。」ということが、その時点で既に解ります。なので、観客のリアクションは最初に大量のビールが映った瞬間です。リアクションは、そこで終わってるんです。なのに、長々と運ぶシーンを映した後で、青島がそのビールの山にビックリするシーンを持って来て、観客にも青島と一緒に驚いて欲しいって演出なんですよ・・・そんなの、観客は「今更!?」という風にしか感じられませんよ。これは、ただ単に、青島がビールだと分かるまでは、観客にも分からないようにするだけで回避できますよね。運んでいるシーンでは、滑車のタイヤや手元などしか映さなければ良いだけですよ。それだけで、狙いどおりのシーンになったのに、センス無さ過ぎです。


・また技術的に下手だなと思ったのが、会話シーンでのスイッチング。すみれさんと魚住さんが会話をしていて、すみれさんのアップから魚住さんに切り替わる際のスイッチングが早すぎる。不自然に唐突で、そのことが気になって普通の会話に見えない。それが2か所もありましたよね。こんな基本的なことすら出来ないってどうなんでしょうか!?


・青島がバナナ倉庫を思いつくシーン。なんでその前に、スカイツリーを見上げるショットを入れたのか?あれじゃ、「東京タワーが見える倉庫」じゃなくて、「スカイツリーが見える倉庫だったんだ」と思いついたようにしか見えないよ。


・雪乃さんは、なんでいつも車の前や車に乗ったシーンしかないの?おかしいよ!


・青島に辞表を出させるために湾岸署を訪れる室井さん。出口ですみれさんとすれ違う。その後で、鳥飼が青島に辞表を提出するよう迫り、警察手帳を取り上げるシーンが何分か展開。その後、室井さんが青島のことろに到着。ここで疑問が3つ。青島に辞表を出すよう任務を負ったのは室井さんのはずなのに、何故、鳥飼が青島に辞表の提出を迫ったのか?また、青島と会った室井さんは何故、青島に自分が負った任務のことを一言も話さないのか?? また、室井さんが青島のところに到着するのに異常なまでに時間がかかっているのも明らかに変です。


・他には全体で何か所もあった、観客を笑わせたいのか、どう思って欲しいのか全然理解不能な演出。室井さんが真剣な顔で「バナナだ!」って言っても、どうして良いのか解らないですよ。そこは、BGMか何かで補助しなくちゃ観客が戸惑うだけです。因みに、数ある笑いシーンでは、俺だけじゃなくて観客は皆ポカーンとしてましたよ。間も悪くてねー、悲しくなりましたね。とにかく、この監督は、こういう演出をしたら観客がどう思うかや、観客にどれだけの情報が伝わっているか等々が全然把握できてないんです、とにかくセンスが無いんですよ。


③踊るとして演出がダメ

ここは、映画としてではなく、踊るとしてダメだと思った点を挙げます。


・すみれさんが湾岸署を去るシーン。中西さんにカップラーメンとメッセージを残してあっさりと湾岸署を出て行ってしまう。あそこは、な・ん・で、青島のコートにさらっと触れるとか、チラッと見るというシーンを入れないの!? せっかく、すみれさんのカットで後ろに青島の席が映り込んでるのに・・・あんなにあっさりと出て行かせるなんて、センス無さ過ぎる。踊るで表現される恋愛的な要素って、これで十分だと思いますが、いかがでしょうか。


・鳥飼が青島に辞表を迫り、警察手帳を取り上げましたが、あそこは室井さんから青島に伝えた方が、比べようが無い位にドラマティックで盛り上がったでしょう。センス無さ過ぎます。


・事件が全て解決後、青島のいる強行犯係に、警察手帳を返しに訪れる室井さん。そこで他愛のない会話からお互いの信念を再確認するシーン。これ、踊るシリーズとして最も重要なシーンですよね。それは、劇場第一作目での和久さんと副総監とのシーンを彷彿させ、室井さんと青島の休憩所での信念の誓いシーンを思い出させる、ファン感涙の場面です。なのに、何故、強行犯係の室内でやっちゃうの!? ここは、絶対に休憩所のベンチに背中合わせで座って行うべきです!そこにさりげなく、室井さんが買ってくれた自動販売機が搬入されてたりしたらどうですか?ファンなら間違いなく泣いちゃうでしょ?


以上!

そんな感じでね、1本の映画としても踊るシリーズとしても、全然満足できなかったんですよね。ただ、言っとく!役者の皆さんは最高の演技でした。青島は青島として存在していたし、すみれさんもすみれさん。室井さんだって、変わらずキリリとカッコ良い!出演されている皆さんが、とても魅力的でした。


今作ODFが踊るシリーズの最後だというのは、きっと前作のOD3の興業収入が思ったよりも伸び悩んだのを受けて、これ以上期間を置いたら更に低い興業収入になってしまうと判断して、前作からあまり期間も置かないで製作が決まったのでしょう。

亀山プロデューサーは、もう世間は踊るシリーズを必要としていないと判断したんだろうけど・・・踊るファンを代表して言うけど、それは違う!絶対に違う!!OD3の興業収入が海猿にも及ばなかったのは、OD3の出来が単純に悪かったからだよ!世間は、まだまだ踊る大捜査線が大好きだし、必要としてるんだよ!そこのところを勘違いしないで欲しいなって切に願いします。


いつまでも、青島刑事は俺のヒーローです!


☆2回目を観た感想☆

1回目に観た時よりも、何故か印象は悪くなかったです。また、1回目の感想で書いた。【何故、鳥飼が青島の警察手帳を取り上げたか】は俺の勘違いで、長官に命令されたのは室井さんではなく鳥飼であった事と、【何故、久瀬を直ぐに確捕しないのか】には泳がせて共犯を探るという理由があったことが解りました。だけど、両方ともとても納得いく理由にもなっていませんし、単純に物語として良くないと思います。ビールを別の場所に移動しない理由も結局明かされませんしね。きっと製作陣は、こんな感じで何回も何回も観ている内に、いろんなことが麻痺してしまったのではないかな、と思いました。俺の大好きな踊るシリーズがこんな出来の良くない映画で最後だってこと、本当に残念に思います。役者陣は最高、製作側の問題です。。。


満足度:48%

役者の皆さんの演技への満足度:100%


スズタカ☆ほぼ週刊・映画日記☆
スズタカ☆ほぼ週刊・映画日記☆
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ヘルタースケルター

テーマ:

9月1日(土)16:10 丸の内TOEI② E-14


”桐島、部活辞めるってよ”を観てテンションが上がっており、映画の日だし、もう1本行っちゃうか、ということで話題の本作を観てみました。


■ストーリー■

芸能界の頂点に君臨するトップスターりりこ。雑誌、テレビ、映画―日本中どこを見ても、りりこ!りりこ!りりこ一色!しかし、りりこには誰にも言えない秘密があった―。

彼女は全身整形。「目ん玉と爪と髪と耳とアソコ」以外は全部つくりもの。

その秘密は、世の中を騒然とさせる【事件】へと繋がっていく―。

整形手術の後遺症がりりこの身体を蝕み始める。美容クリニックの隠された犯罪を追う者たちの影がちらつく。さらには、結婚を狙っていた御曹司の別の女との婚約スクープ!生まれたままの美しさでトップスターの座を脅かす後輩モデルの登場。そして、ついに・・・!

究極の美の崩壊と、頂点から転落する恐怖に追い詰められ、現実と悪夢の狭間をさまようりりこは、芸能界を、東京を、日本中を、スキャンダラスに、めちゃくちゃに疾走する。

りりこが【冒険】の果てに辿りつく世界とは?

最後に笑うのは誰?(公式HPより)


■キャスト&スタッフ■

原作:岡崎京子

監督:蜷川実花

主演:りりこ(沢尻エリカ)、吉川こずえ(水原希子)、羽田美知子(寺島しのぶ)、多田寛子(桃井かおり)


■感想■

とにかく良くない、ひどすぎる・・・。何回も席を立ちたくなったし、我慢して最後まで観たけれど、頭は痛いし気分も悪い。具体が悪くなりました。とにかく演出が下手なんです。


ストーリーは、傑作の原作があるので面白い、はず、なのですが、、、とにかく演出が・・・。


確かに、雑誌やCM等を撮影しているっていう想定のシーンはカッコ良いんです。。。でもね、動き出すと途端にかっこ悪いというか、どうしようもなくなるんです。。。


他の作品では上手く見える役者さんの演技が、ことごとく下手に見える。せっかくのオール・スターキャストが台無しだ・・・。特に大森南朋さんは、超下手にしか見えない。これは役者の責任じゃない。監督の力量が原因です。

何だよ、あの棒読みにしか聞こえないセリフは!人間としておかしいんです。あの人物が言わないようなセリフを、無理やり言わせてるからあんなに悲惨な状況になるんだよ!


原作と同じセリフを言わせたんじゃダメなんですよ!マンガで文字で読むのと、実際に人間が声に出すのでは全然違うんです、それが解ってない!人間が言う用に作り変えないから、こんな感じでとても人間が話す言葉としておかしいセリフになってしまうんですよ・・・。


シーンとしても演出が下手すぎる。一例。水原希子が雑誌の表紙に選ばれて、キレたエリカ様が屋上で泣く一連のシーン。演出が下手すぎて、映画内で劇を行っているのかと思った位です・・・。

また、中途半端にカッコつけようとしてるから、本来原作漫画で伝わってきたものがぼんやりしてしまってるのも許せないです。バイオリンかなんかが鳴っているだけで展開されるシーンの退屈さにもめまいがしました・・・。


見どころは、エリカ様の裸のみ!そんだけ!!


フォローって訳じゃないけど、この映画の写真集が出ているのですが、見たことありますか?

蜷川実花写真集 ヘルタースケルター HELTER-SKELTER MIKA NINAGAWA ”という写真集です。俺、これを見て驚きました。なんと、この写真集、しっかりと”ヘルタースケルター”してるんです!!映画本編では全く満足できなかった俺ですが、この写真集は素晴らしいんですよ。ちゃんと、”ヘルタースケルター”そのものが表現できている、と思いました。最初っから映画じゃなくてこの写真集だけだったら、俺、大満足で大絶賛してましたよ!


満足度:13%

写真集の満足度:100%


スズタカ☆ほぼ週刊・映画日記☆

スズタカ☆ほぼ週刊・映画日記☆

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