子供が前歯をぶつけてしまいぐらぐらしている | 山形歯医者こだわり歯科医が語る本音の歯科講座

山形歯医者こだわり歯科医が語る本音の歯科講座

山形市南栄町の鈴木歯科クリニック院長の鈴木喜之です。インプラント、入れ歯、審美歯科、マイクロスコープによる根管治療、歯周病、口臭治療をおこなっています。様々な角度から最先端な歯科治療から一般の歯科治療について幅広くお伝えしていきます。



こんにちは。



鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。




■休み明けの診療は大変です。



休み明けは急患の患者様が多いので、

てんてこまいになります。



ありがたい話なのですが、予約の患者

様がどうしてもお待ちになってしまいま

す。



30分はお待たせしないようにしている

のですが、やはり無理なこともあります。



保険診療の限界を感じるときですね。



やはり、いい治療をするには「1人の

患者様にどのくらい時間をかけられる

か」ということが重要です。



いつも私を悩ます問題です。







■ 本日のテーマ

  「子供が前歯をぶつけてしまい

  ぐらぐらしている」をお伝えします。

山形歯医者こだわり歯科医が語る本音の歯科講座-ぶつけた歯

(翌朝受診した状態です)


小さいお子さんで転んでしまったり

ふざけていて、物に顔をぶつけて

しまい、乳歯や出たばかりの永久歯

がぐらぐらすることがあります。



写真は前日の夜にぶつけてしまい、

出血してしまい、朝1番に来院された

時の状態です。



時間がたっていますので、出血も収ま

っていますよね。血がうっすら滲んでい

る程度です。



私は年に2,3度受診されるお子様

の遭遇します。



結論を先に申しますと基本的には全く

心配ありません。



歯がぐらぐらしていも歯の位置がずれ

てしまっていなければこのままで処置

が不要のことがほとんどです。



出血されるとお母さんは心配されると

思いますが、ティッシュペーパーなどで

3分から5分程度手を離さず圧迫して

ください。



必ず止まりますから。



処置が必要な時は、大きく歯が揺れて

いる時や、歯が抜けてしまったり、

歯がずれてしまったりしたときには

接着剤での固定が必要になります。



多くは出血と歯の動揺だけのことが

多いですので処置が不要になります。



なお永久歯への影響ですが、ぶつかっ

た時の衝撃によってすべては決まって

しまいますので、永久歯が出てから考

えるということになります。



起こる可能性としては


位置が少しずれて生えてくる。


少しいびつな形で生えてくる。


少し着色した状態で生えてくる。


などです。



でも必ず起こることではなく、稀に上記

のことが起こることがあるのですよとい

う程度です。



その後1か月位は歯が黒ずんできます

が、少しだけ色が白く回復します。

(断裂した歯の神経組織再生が起こり

ます)



少しだけですので左右で比較すると

ぶつけた歯はグレーぽく見えますが。



ですからあわてて歯の神経をとるという

ことはいりませんよ。



ただ以前に虫歯の治療をしており、時間

の経過に伴い、歯ぐきの所にニキビ状の

腫れを見つけましたら受診してくださいね。



感染が起こった証拠ですので、これにつ

いては歯の根の腐ってしまった神経の除

去が必要です。



本日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。




追伸1


皆さんからのご質問も多くなってき

ました。必ずお答えしますので

遠慮なくメールしてくださね。



追伸2


もし皆さまの中で「聞いてみたい歯科

のこと」にメールご希望の方はこちら

からお願いします。



1日から2日以内に私が返事します。



「聞いてみたい歯科のこと」


アドレスdentsuzuki@gmail.com です



追伸3

こちらも是非ご覧ください。


鈴木歯科クリニックHP

インプラント、入れ歯、審美歯科、マイクロスコープ

を使用したこだわり治療を目指す

http://www.dent-suzuki.com/



山形インプラント治療室

インプラントに特化したホームページです。

http://www.yamagata-implant.com