アタゴール(恵比寿)
今日は、男3人で、ある打ち合わせ。
トップパティシエと、 「料理の鉄人」演出家。
当然、グルメ談義で盛り上がる。
スイーツ界の知られざる話に、うんうん唸る男二人(笑)
例えば、 スイーツって、作った直後に美味い、だけではダメで、
テイクアウトし、1時間後に食べても美味い、ことが大事。
そのため、 細かく調合を変え、大勢に試食してもらい、
試行錯誤して、「1時間後も美味いケーキ」を生みだすのだという。
あと、日本のケーキのスポンジは、 世界的にも偉大らしい。
合コンで使えるな(笑)。
お店は、在ベルギー日本大使館の公邸料理人だった
曽村シェフのこだわりフレンチ。
フレンチ、って感じの気取った感じでなく、
曽村シェフと会話しながら食事できるシェフズテーブルな感じ。
12席ほどの小じんまりしたお店。
男3人、メニュー選びもこだわる。
ここのメニューは、懐かしい「パイ包み」とか、
「マリアカラス風」とか 美味そうなワードがあれこれある。
なぜそれにするか、熱い思いを語りながらの
男のオーダー。
メインのお肉。
やはりこの時期、この店なら、ジビエがいい。
ジビエとは、狩猟などでとって食用とする野生動物。
冬を迎える準備のために体内に栄養を蓄えるため、
ジビエは秋からおいしいといわれる。
ジビエもあれこれあるが、 生意気にも僕は、
唯一「時価」という、山しぎをチョイス。
山しぎ。
ベカスとも言われ、ジビエの中でも特に珍重される希少な鳥。
体長は30~40cmの小型の野鳥で、 森林の茂みに棲息し、昆虫類を食べる。
皿の上に、鮮やかに山しぎの、頭から足まで並び、
全ていただける。 濃厚な赤ワインソースで。
頭、足…… 食べたい部位から、がっつく。
狩猟民族になった気分。
イイ感じに熟成してて、これぞジビエの王様な深み。
デザートの、ベルギーワッフル、キャラメルアイス添えも
感動だった。
そんな今日この頃。
今更だが、映画「ハッピーフライト」を見て、ハマった。
矢口監督はすごいな~。
関連DVDもいっぱい出てて、それも購入。
「FLY!FLY!FLY!」
これが、また映画なみにおもろい。
僕らが普段乗るボーイングの旅客機。
747とか、あれね。
全てはアメリカはシアトルのレントン工場で作られている。
トヨタのムービング方式で作られるようになって効率が数倍アップ。
日本人の知恵のおかげ。参照
今就航してるのは、777(トリプルセブン)が最新なのだが、
787も現在作られている。
現在、その翼など一部は、日本の三菱で作られている。
で、作った翼をシアトルへ運ぶためのジャンボがある。
あまりにハマり、 仕事の合間に、
羽田空港付近のつばさ公園へドライブ。
ここ、マニアの間では有名な飛行機撮影スポット。
数分おきに、じゃんじゃん旅客機が着陸したり、
離陸したり。
着陸してる最中なのに、もう向こうに着陸態勢に入ってる次のが見える。
僕のとなりには、マシンガンのような巨大望遠レンズで、無線傍受しながら
撮影している航空マニアが。
管制官とパイロットの会話が聞ける。
「あの…、その無線、いいすね?」
「アイコムのIC-R5」
「へえ、アマゾンで買えるんすか」
購入。
なにしてんだ、俺。
あはは。
ま、このマヌケエピソード、
CA合コンで使えるな(笑)。