原子力体感研修発表会場は何処だっけ? | 八戸工業大学の情報を,窓から階上岳が見える部屋にいる一教員がお送りします

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鈴木 寛と申します.ここに書かれていることは私の個人的な見解です.

昨日,図書館に行くと,多くもない端末の所が千客万来.
学生たちの背中越しに端末のスクリーンを覗くと,学生たちが数多い理由を納得.
1月13日(金)に開催の原子力体感研修発表会向けのスライドの作成中でした.
見知った顔はなかったので,機械の学生はこの中には含まれていないようです.
会場と詳しい時間をここに書きたいのだけれど,あれ何処だっけ?

 


さて,原子力体感研修の説明を本学Webサイトから転載します.
こちらから
http://www.hi-tech.ac.jp/1001outline/nuclear-engineering-course

 

「原子力体感研修」は、夏期研修(原子力発電や放射線利用について)や秋期研修(原子燃料サイクルや核融合研究について)などによる各事業所の見学・研修プログラムや「原子力道場」(専門家による集中講義)、「原子力関連事業所でのインターンシップ」他を通じて現場技術者等との技術交流を行うものです。
主として3年生(エネルギー関係志望の4年生含む)を対象に実施するもので学内電子掲示板(UNIPA)等を通じて募集します。

 


原子力体感とはうたってますが,要はプラント見学.
一般に,大学ではプラントに必要な要素技術の一部は教えますが,体系的に学ぶ機会はまずありません.
使われる要素はプラントの目的に応じて千差万別ですし.
原子力というお題でのプラントの体系の研修を行うわけです.

 


以前,プラントの配管などに発生するき裂の探傷用ライトチェックを「原子力体感研修で見ました」と学生から聞いたことがあります.
き裂が入った金属部品に赤いスプレーを吹き付け,表面についたものをキレイにふき取ると,き裂が筋状に見える.
ライトチェックまで実演するくらいだから,その他のことも詳しく研修しているはず.

 


私は機械系の学科に所属していますから,学生の中にはプラント系の企業に就職する学生もいます.
学生から「原子力体感研修に参加した」と聞くと一安心.
プラントの大まかなところを理解して就職するわけですから.

あとの問題は,職場の上司.
こればっかりは,就職してみないとわからない.

 


 

 
浸透探傷検査というのが正式名称らしい.

浸み込ませて,傷を探す検査だから,正しいけれど,固い言葉だなぁー.