いくつかの学科の学生が一緒に取り組むともっといい | 八戸工業大学の情報を,窓から階上岳が見える部屋にいる一教員がお送りします

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鈴木 寛と申します.ここに書かれていることは私の個人的な見解です.

長谷川学長のブログを見ていたら,「八戸市中心市街地のまちづくりに関する覚え書き調印」のタイトルの記事がありました.

http://hit-president.blogspot.jp/2016/10/blog-post.html

 

10月21日(金)に,八戸市庁会議室において,八戸市,(株)まちづくり八戸,および本学の3者で,「八戸市中心市街地のまちづくりに関する覚え書き」を結んだとの内容です.

 


大学の教育の中で,具体的な課題を出してそれを解決していく問題は重要です.
課題にはある種の責任が課せられると教育効果が高まります.
そういえば,普段は結構いい加減な学生に試験治具の設計をお願いしたら,真剣に図面を引いてたっけ.
数十万円の加工をお願いするわけだから,真剣に取り組むのは当然です.

 


今回の「覚え書き」で今年度実際に行うことは,土木建築工学科3年学生6名が,「花小路整備の調査・計画」を課題として取り組むこと.
土木コースの授業科目「土木総合デザイン」の中でです.
この科目では,学生たちをいくつかの班に分けて,そのなかの一つの班が町中にお邪魔すると聞いています.
そのときは「調査・計画」だけでなくて,施行も行うと聞いたのですが,...

 


町中にお邪魔するわけだから,当然責任が発生する.
さらに,グループで活動するから,チームワーク力やコミュニケーション力の涵養も期待できる.
地域の課題にも取り組める.
良いことづくめです.

 


勝手なことを書くと,土木建築工学科学生だけではもったいない.
いくつかの学科の学生が一緒に取り組むともっといい.
異なるバックグラウンドを持つ人たちと仕事をするのは大変なこと.
考え方が全然違うし.
学生時代にこれを体験してほしい.

 

 

 

これも異文化交流?