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Anti Doping!
ドーピングが禁止される4つの大きな理由
1.スポーツ固有の価値を損なう
ドーピングはスポーツと私達の関わり全てを欺く行為であり、スポーツの価値、そして存在意義そのものを根底から破壊するものです。
2.不誠実(アンフェア)
ドーピングは、スポーツにおいてもっとも重要な公平さを根本から否定する不誠実(アンフェア)な行為です。
3.社会悪である
トップアスリートが、社会や青少年に与える影響力は非常に大きなものです。影響を受けた青少年がドーピングに手を染めてしまう、またスポーツに関係のない人々へ健康被害や倫理感の欠如といった問題を引き起こしてしまいます。
4.競技者自身の健康を害する
ドーピングに使用される物質は、もともと病気の治療目的で開発されたものが多く、使用頻度、使用量により身体へ多大な副作用を引き起こしてしまいます。
JADAガイドブックより抜粋
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ちょーまーとお別れ
祖母が他界しました。
96歳と8ヶ月、よく頑張りました。
最後の時は自宅にて母の腕の中で。
その直前、母からのビデオ通話で最後の姿を見れた事は幸いでした。
1月22日老衰のため他界、26日納棺式、昨日27日に告別式を終えました。
ここに祖母の想い出として少し書いておこうと思います。
幼い頃に両親が離婚し、母と弟と3人で祖父母の家に身を寄せ暮らし始めました。
母はフルタイムで働きに出ていたので、日中自分達兄弟のお世話をしてくれたのは祖母でした。
そこから25年一つ屋根の下。
言わば半分は祖母に育てられたようなもの。
教員の経験もあった祖母、母よりも礼儀作法、言葉遣い、しつけに厳しく、教育熱心、また色々な場所にも連れて行ってくれました。
8つもの習い事をさせてもらえたのも祖母のおかげでしょう。
ただ自分としては祖母と暮らせたことこそが、人生最大の習い事であったと思います。世代の離れた人と暮らすと言う事は学びの多い貴重な体験です。
祖母が食べる物、料理をする姿、痛む体、飲む薬、見る番組、読む本、電話で話す声も内容も、祖父とのやりとりも、庭の木々や草花の話も、夜ベット脇で流れるラジオの音も、全ての祖母の生きるが毎日のように自分にも降り注がれて共に生きました。
自分の人間形成に大きく影響しています。
先天性の股関節症で晩年は車椅子の生活になりましたが、それまでは何度か日本選手権の応援にも来てくれました。
ここ数年の体調は比較的安定していましたが、90歳を超えて、いつ何が起こってもおかしくないと思っていましたので、ほぼ毎月一緒に食事に行くようにしていました。
お決まりは成城学園前にあるバリアフリーで入れるいつもの中華料理屋さん。
耳が遠くなりなかなか会話を沢山することは難しかったですが、それでも一緒に食卓を囲む時間をつくり、その時を大切に出来たので、今はもっと会っておけばよかったと言う後悔はありません。
今年も無事に年を超え、お正月には一緒にお節を食べ、お餅つきもやれた事は良い想い出です。
祖母が望んでいたかはわかりませんが、昔祖母の親戚の家でやっていたお餅つきを、祖母が旅立つ前に、もう一度一緒にしたいと言う自分の勝手な思いでした。
そしてそれが祖母と会った最後の日となりました。
1枚目の写真はいつもの中華料理屋で。
棺には沢山のお花と96羽の折り鶴を、祖父の時と同じ様に同じ教会で。
祖母の呼び名は調布に住んでるママだから
「ちょーまー」
おばあちゃんと呼ばせないための祖母の作戦(笑
ちょーまー、ありがとう、ありがとう、またすぐにね。