ジャカルタでブログを書かれている方が、肉骨茶(の記事を書かれていて、「うらやまし~」と思いつつ、暮していたら、近所でもないのだけど、近くのモールでいつの間にか開店しているところを発見
発起人肉骨茶(FOUNDER BAK KUT TEH)。
他の方が紹介されていたお店と名前が違うが、あまり贅沢は言わない。さしずめ、元祖XXXXとか、真正XXXXとか、初代xxxxみたいな名前の付け方。
願いはかなうもんだ・・・(いつもながら、「ちっせ~」)
たべてみた。
一般的と思われるpopularity Bak Kut Teh 89,000 (890円)を頼んだ。
有りがちな感じ。もともと見た目はこんなもの。
もっと、いろいろ入っていたりするんだけど、まぁ。。。いっか。
スープ(茶で表現される。インドネシア語で「クワ」)に、微妙なしこみがあると面白いのだけど、ファーストフードでどこまで期待できるかは「?」。どこかで製造して、現地で温めて販売しているのかなぁ?一応ここにも厨房はあった。
スープにニンニクが溶けかける位に込んだものが、硬い皮ごと入っていて○、
食べると中身がトロっととけだす。
皮が口に残るから、捨てる。
ベースのスープ、胡椒がきつめ、生姜とかも使っていると思うのだが、あまり生姜の味が・・・わからなかった。
他のスパイスは入っているのかどうか、わからない。
逆に変な薬草臭さがでないから、これは食べやすいかもしれない。でも胡椒多過ぎ。
野菜類(ハーブ類、薬草)は他には見当たらない。
肉、十分美味しい。骨の回りで、軟骨、筋などもが多いが十分食べやすい。
追加で煮卵(Braised Egg 12,000。120円)をトッピング。これ美味い。
これって。。。。豚骨ラーメンのラーメン無しみたいなもの?
と思ってみたら、ラーメンではないが、同じスープに麺の入ったものもあった。
Noodle Soup 18,000 (180円)。
だから、胡椒入れすぎ・・・って、共通のスープだから仕方ないか。
あ、胡椒入れすぎっていっても、固形分や粉が見える訳では無く、きっちりエキスが液体に同化していて、雑に作ったものでは無いと思う。
緑に見えるのはパクチーで、嫌いな人もいるかもしれないが、このコンビネーションででてくると、バランスよく、スープに入っているパセリ、バジル、味噌汁の中のミョウガ的な、ポジションで、味にアクセントをつけていて、有り。
ときどき、お兄さんが回ってきて「クワ(スープ)追加するか?」と聞いてい歩く。
お店としてはスープが売りなのだろうが、そうならもっとその成分の薀蓄を出しておいた方が、効果的なのにと思った。
辛さ(生姜や胡椒の辛さで、唐辛子の辛さとは全然違う)で、あまり飲めない。塩分は味がしっかりでている割に多くなかったと思う。
あの辛くなるまで入れた香辛料が胡椒だけにしか思えなくもなく、多分それだと客はひいてしまう。諸々のスパイスとその効果の薀蓄が出ていれば、それなりに受けると思うのだが。
起源が「残った骨の周りの肉がもったいないと周りの適当なものと合わせて煮込んで作ったスープ」ということらしいから、あまり手の凝ったもので無くても文句は言えないが、現代の豚肉禁制のジャカルタであえてやるんだったら、その位のものを期待してしまう。
薀蓄イッパイレストランは日本限定かもしれないが、せっかく食べるんだから、余興としては、良いかと思うのだが。
そういえばこの前のMAYSTARも何も薀蓄が無くて、あとで調べてドッキリが多かったなぁ。