なにかと納得のいかない事だらけの異国の地、ことさら取り立てるほどのことでもないのかもしれませんが、
所得税の納税制度は日本と同様に、前年度の所得から計算される本年度分を月割りで分割納入して
12月分までを3月までに確定申告して精算することになっています。

給与天引きはこの国の会社からもらうときうに処理されますが、それ以外は、必ず毎月銀行で払わないとなりません。半年分とか年間まとめてとか、全く融通は利かず、当月分を当月20日から翌月20日までに振り込む制度です。(もっとも20日だったか25日だったか、10日だったかはあいまいですが、大体15日位に行くと調子よいようです。(規則はあっても運用はいい加減、自分の都合で規則はどうのこうのと言い出します)

昨年までは税金を払う書類を作って払い、翌日SPPという紙切れをもらいにまた銀行までいかねばならず、大変、面倒でした。この紙を12枚集めて確定申告するわけです。
余りにも面倒なので、昨年は勝手に2カ月~3カ月に一回だけ払いに行って今年の3月に確定申告も終えました。

ところが!一息つく間もなく、税務署(Kantor Pajak)から手紙。
tax

このような請求書らしきものが数枚送られてきて5月17日まで払えと。

よく見ると、1カ月、2カ月遅れた納税に対しての利息。はぁ?はてなマーク
予定納税なのだから本来、確定申告で精算すればよいわけで、利息とは何事か?
じゃ、利息分税金下げろよ!とかいろいろ頭に来ます。どちらかというと、一括で支払った方がよっぽど楽なのに、分割にしてやっているのに何をかいわんや!
7000円位の額を数枚分、いちいちまた書類を用意して銀行に払いに行けという。
とはいっても、猿の惑星ならぬ猿の国である。彼等は理論を理解できないし意味が無い。

しょぼん1週間程気持が落ち着くのを待って払ってきました。

面倒でも毎月払いに行くのが良いです。
翌歳の忘れたころ、読めない手紙を受けとって、
訳の分からない言葉を調べながら書類を作って、
銀行にわざわざ行って支払う
という手間と時間がもったいないです。お金はともかく・・・
納税する種別で番号が決まっていてその番号が何に相当するのか、自分で調べ、Webシステムに入力しないとなりませんが、これがことのほか面倒です。
税務署の人間も銀行の人間も解っていません。聞いても答えられません。
そんな苦労するくらいなら毎月銀行に通いましょう。
今年からは支払ったその日に、BPN(元SPP相当)を受け取れるようになったので、幾分か楽です。

インドネシア人も嫌うインドネシア税務です。
日本人に太刀打ちできるものではありません。