チンボテ湾 出漁前のボート
夜行バスで行って一泊し次の日の夜行バスで帰る
慌ただしい旅だったが
漁港のある田舎町だろうと想像していたが
旧市街とは別に ヌエヴォ チンボテと言う新市街が形成され
美しく未来を感じさせる都市になっていた
それと海が間近な為に海からの涼しい空気が街に流れ
空は澄んで清々しい
気温がチクラーヨより4、5℃低かったのも気に入った理由だ
最初に訪れたときの古都ピウラは30℃前後
実家のあるチクラーヨは25℃前後で
今回のチンボテは20℃前後と快適な気温で
夕方から夜に掛けてウィンドブレイカーが必要だった
新市街地も旧市街地も従姉妹のリカルドと娘ファミリーが案内してくれたお蔭で
短時間で効率的に街と海岸線の風景を見ることが出来た
海沿いの公園では山岳部でしか見ることが出来ない
アルパカを間近で見ることが出来て奥さんが喜んでいた
港町は何処も似ている
海に向かってバーやレストランが並び
ストリートベンダーも多く
日が落ちれば 漁師や船員相手の怪しい連中が街角に立つ
この海岸線を歩くと
何故か懐かしさが込み上げて来る
20代の前半に仕事で世界中の海を潜り歩いていた記憶だろうか
兎に角 海風に当たると記憶が鮮明になる
海風の居心地の良さ
強い日差しから解放された肉体
夢のような一時を過ごすことが出来た
「チンボテに来て本当によかった」
そんな思いが頭に浮かんだ