緊急手術!痛みに耐えるの巻 | 駿河だいなごんのブログ

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いやぁ、参ったで。

ホンマは今日は5000の記録会やってん。


それがやな、昨日の晩から例の小指が痛み出した。





言うとくけど、誰にも噛まれてへんよ。





🎶あなたがぁ、噛んだ~、小指がぁ痛い~…





ちゃうちゃう。






誰も噛んでへんし。






変やなと思ったら、ふつう触るやん?






オレも触りまくったんやろなぁ。
(記憶にないけど)






みるみる腫れてきた。






小指か薬指か分からんくらい。







パンパンに腫れてるから、指が曲げれんのよ。






会議とレセプション終わってから、クルマでホテルまで送ってもらい、

①常備薬の抗生物質飲んで、
②フロントでマキロンもらって消毒、
③さらにビニール袋もらって製氷機で簡易氷嚢を作って寝たの。


明日には引いてるかなと思いきや、
願いも虚しく、3時に痛くて目が覚めた。





さらに氷嚢をしっかりと指に、くっつけて冷す冷す。





そないすると、さすがに少しは気持ちいい。






静岡に帰ったら救急外来を受診することにして、どこが休日当番か一応調べてみる。





残念ながら、手術受けた病院は小児科の当番。







こちょこちょ触って腫れてくるなど、お子様っぽい話だけど、
さすがに40半ばのオッサンが小児科というのも、文字通り大人気ない。




昨夜は、痛みとみるみる腫れてくる小指を見てたら
しんどくなったので風呂には入ってない。







切ることになれば、明日は風呂に入れないかもしれんから4時から大浴場へ。








誰もおらん大きな風呂は気持ちいい。






めちゃ解放感。





極力濡らさぬように、ビニール袋を失敬して
左手全体にかぶせて風呂を楽しむ。






気分的には、


🎶ババンバ、バンバンバン~




は、さすがに出てこない。






痛くなければ、大声で歌ってたかも。
(笑)







でもね、脱衣カゴにはお一人様分の荷物があったから要注意。






そうなんやけど、おらん。

どこにもおらん。(笑)








サウナは見なかったけど、トイレにもおらん。






まさか酔っ払いのオッサン、マッパで部屋まで帰ったか?(笑)









風呂に入るとさすがに少しはリラックス出来た。








部屋に戻ってもう一度、横になる。







気がつけば8時だった。







大して食欲もなかったが、メシだけは食べておこうとレストランへ。







食うもん食うたら、いつまでもホテルにいることもないので
荷物をまとめて新幹線で静岡へ。









静岡駅で、手術受けた病院に一応電話してみた。







案の定、医師がいないので○○病院へ行ってくれとのこと。







教えてもらった○○病院の番号に電話を入れる。









オカマバーのママみたいに小指を立てて運転して病院へ。






仕方ないんだよ、指が曲がらないから。(笑)









ガランとした救急外来で待ってると、若い先生が出てきて






大納言さん、どうぞ~。








どうしました?






実は、一年前に手術受けたところが化膿してきて…







説明してる最中から、痛い小指をグイグイ触り出した。







中で膿んでますので、簡単な手術して切ります。
切ればすぐ楽になりますから、大丈夫ですよ!









やはり!切るんだ。


がーーーーん!







また走れなくなるわけ?





そんでまた走り出したら、アチコチ痛くなるわけ??







せっかくここまで回復してきたのに。





そんなことなら、昨日の三島大社でお賽銭入れておくんだった。







前のオッサンが入れた途端に、拝んでしまったから



神さん怒ったのかもしれんなぁ。






その前日の浅間神社も、その前の五社神社もタダ拝みやもんな。





唯一、大阪の今宮戎神社は賽銭入れたわ。





たぶん、えべっさんがドヤ顔で言うたんや。





え?キミら何なん?



オレは賽銭もろたで。






ほんでそれを聞いた三人が怒りよったんや。








間違いない。








次行った時には謝っとこ。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘






でも走らせてくれな、朝から好き好んで神社参りはせえへんからな。






そこのとこ、先ヅモでお願いせなあかんな。









大納言さん、大納言さん!








あ、はい。







ここに横になってください。
コチラが頭です。






はい。








看護婦さん、11番メス出して。








ちょうど横になった頭の上で、その看護婦さんが呟いた。






残念でした…。







ええっ!((((;゚Д゚)))))))






思わず飛び起きたよ。








残念でした…なんて言ったらビックリしちゃうじゃないか!







あ。すいません。11番なかったので。





奥から取ってきます…。








切るって言うから、縦に切開するだけだと思い込んでたけど
横にバッサリ切り落とすということだったのかと肝を冷やした。







まったく、救急外来では不適切な発言だよ。(笑)







ここで一つ疑問が湧いてきた。







切るからには、麻酔してくれるのか?





またブスッと指の付け根にやっちゃうの??







慣れってのは、怖いよね。







その通り付け根にブス、ブスッと二回もやってくれた。(痛)







細い針ですから痛くないですよ。







あんた、充分痛いわ!






刃物持ってる人にはさすがに言えませんでした…。









感覚がなくなってきて作業開始。






手術って言っても、外来手術やから覆いもなし。





見たければどうぞ的な環境やけど、
気分的に見れないので、目を瞑ってましたよ。





ホンマ、スッキリ膿が出たのかなぁ?






見たくて見たくてジリジリしてるところへ



今度は先生が呟いた。







血が止まらな~い。







ええ~っっっっ!!
((((;゚Д゚)))))))








血液サラサラにする薬飲んでませんよね?







飲んでません。






やめてよ~、そうでなくても健康診断で貧血だって言われて


ひじきやレバー食べて頑張ってるのに。







その内止まりますから。






なんじゃ、そのアバウトな。






そら全部出たら止まるやろうけど。。







思わず明日の静岡新聞の一面が目に浮かぶ。






悲報!大納言失血死。





悲しむ市民。記帳台に列。







おいおい、そら困るで…。






5分圧迫止血します。









止まらない…。









もうグルグル巻いちゃえ!みたいなノリでガーゼを巻き始めた。



((((;゚Д゚)))))))





ちょっとの間、右手で指全体を圧迫してもらっててイイですか?





は、はい!







握らせて先生、どっか行っちゃった。







必ず帰ってきてよ…。







看護婦さん連れて帰ってきた。





ガーゼを解いた状態を見た看護婦さんが今度は呟いた。







うわっ!何で切ったの??








オレ、思わず答えたよ。






11番メス…。










先生は、看護婦さんに
ここをあーして、こーして、と細かく指示してる。






どうやら、この看護婦さんにオレを押し付けて
次の患者に移る準備をし始めた様子だ。




月曜になっても症状変わらなければ、外科に受診してください。
15分間圧迫してたら、人間の血液は止まりますから。





言い残して、カーテンの向こうに去って行っちゃった。






えーーーっ!
ちょいと切ったらすぐに良くなるよ!言うてましたやん…。






かくして大騒ぎの緊急手術は終わり、
またしてもグルグル巻の包帯をした小指が出来上がりました。







もちろん15分間握ってましたよ。







右手で左の小指を圧迫しながら、どうやって靴はいたり、カバン持つねん!
ってツッコミたかったけど、
少しくらいはOKということにしておきました。







会計払う時に初めて圧迫してた右手を離したの。







ガーゼが茶色っぽく染まってて気を失いそうになったけど、
もともとそういう色の弾力性のある包帯だった…。






勘弁してほしいわ。(笑)






かくして大納言の緊急手術は終わりました。






またしばらくは包帯巻いた生活かな。






ある意味、悶々とした休足生活。







今日は早朝から、いろんなことがあってグッタリしちゃった。



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