皆さんこんにちは。
カウンセラーの佐原です。
夏ですねー。
暑くて空気もモワっとしていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
毎年お盆が近付くこの時期になると、霊的な問題を抱えて来られるクライアントさんが多くなります。
とは言ってもご本人さんが「なんだか霊にやられてるみたいなんですけど…。」と訴えて来られるわけではありません。
なんか異様に肩が凝るんですけど、とか。
眠くて意識を保っていられないんです、とか。
調子が良い時と悪い時が1日おきとか数時間おきに変わるんです、とか。
身体が重くて無気力で何をするにも面倒臭いんです。夏バテですかね?というようなことをおっしゃいます。
こちらもよほどの信頼関係ができて無いと「あ。それ。霊さんですね。」とは言えません。
びっくりさせてしまいますからね。
そこで、いつもどう説明するべきかとても慎重になります。
そして、ひとまず、
「そうですよね。まあ、夏ですからね。最近は暑いですし夏バテとかねー。いろいろありますよね…。」と寄り添いつつ、
その「夏ですからね。」と「いろいろありますよね…。」に実は物凄く重い意味を乗っけています(笑)
で、ご理解頂いてお寺のお坊さんみたいなセッションをすることになります。
夏のこの時期に異様にしんどいなとか、異様に身体が重いな、と感じる方はひとまず、
「これは、もしかしたら私の重さじゃないかもしれない。」
と考えてみて下さい。
「何か自分以外のものがくっついてる?」と自分の症状に対して鋭い意識を送ってみてください。
その時に「やばい!バレた!」みたいな感じでざわついて症状が軽くなったり動いたりしたら、それは霊さんですね。
「私の身体は私だけが使います。」と宣言しておいてください。
自分の症状だと思っていると自分と同一化してしまうので、距離を取ることが難しくなります。まずは意識で切り離すことが大切です。
で、そんなことをしても特に何も反応が起こらず、しんどさが続く場合。
それは…、普通に夏バテですね(笑)
栄養のあるもの食べてこの夏を乗り切りましょうね。
さて、前フリはここまでに致しまして、今日は子育てについて少し変わった角度からお話ししたいと思います。
それは、
意識=氣=エネルギー
というものを理解して活用して行くと子育ても上手く行きますよ、というお話です。
日常で起こっていることを「エネルギー」として見て活用するようになると、子供たちがすくすく育つのみならず、家族全体が発展して栄えていきます。
豊かになっていきます。
今日はそんなお話です。
それでは以下本文です。
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カウンセラーとして人の相談を受けることを長くやっていると、クライアントさんと初めて会った瞬間や、玄関から歩いてくる姿を見るだけで、なんとなく扱うべきテーマが見えてくることがあります。
例えば、あ、足先に氣が通ってなくてフワフワしているな、何かしらのトラウマか恐怖体験を持っている可能性があるな、父親は恐い人だろうか、とか。
胸のあたりにつっかえがあるな。私との間にエネルギーのブロックを感じるな。母親との愛着の問題か、「人に近づいていはいけない」というビリーフを持っている可能性があるな、とか。
歩いている姿や身体の重心や人との距離感でなんとなくそういうことが分かるものです。
これは何をしているかというと、その人の身体ではなく、意識の動きやエネルギーを見ているということですね。
とは言っても実際にオーラが見えるわけではありませんが、なんとなくの雰囲気でその人の意識がどこを向いているのか、身体のエネルギーが流れているのか滞っているか、人間は意識すればそういうことが分かるものです。
で、そういう風に『意識=氣=エネルギー』を通じて人を観察していると、子育てについてもいろいろと見えてきます。
例えばこんなシーンです。
2歳くらいの子を持つママ友同士で家で子供達を遊ばせながら、ママ同士はお話しをしています。
その2歳のお子さんが、しばらく子供同士で遊んだ後に、
「ママ~。だっこ~。」
と言ってママに近づいて来ます。
そして、「抱っこ?はいはい。」と、ママは抱っこしてあげるわけですが、しばらくしても2歳児は、どこか不満そうにしています。
「ママ~。」と訴えています。
でも、「ん? どうしたの?」とママに言われても、なんとなく不満そうなだけで、それ以上は言葉になりません。
これは何が起こっているのかと言うと、その子に母の意識のエネルギーが入って行ってないんですね。
その子は確かに形としては抱っこしてもらっているのですが、エネルギー的には抱っこの機能を果たしていないわけです。
抱っことは、母の『意識=氣=エネルギー』を子供に充電する行為です。
子供は元々は母の体内に宿り10ヶ月以上の間、母と一体ですね。
氣のエネルギーの流れも母と1つです。
そこから生まれ出てきて胸に乗せられて、母とのつながりを感じます。
そして成長するにつれて、ハイハイしたり歩いたりして自分の意志で母から離れて活動することができるようになります。
ですが、しばらく母から離れていると、エネルギーが足りなくなって、心細くなってきます。
「心細い」とは、実際に身体の外側のエネルギーがやせ細っている状態です。
だから母の元に戻ってしばらく身体をくっつけたり、抱っこしてもらって充電してもらうことでまた心を太くし、
そうすることでまた母から離れて1人で遊ぶことができるようになるわけです。
お母さんとは子供の充電器のようなものなのですね。
くっついているとエネルギーが満たされて心が太くなり、そうやって安心を携えて、また外に出ていくことができるのです。
で、その充電の作業は身体をくっつけたりハグすることで行われるわけですが、その時に意識を子供に向けてあげる必要があります。
意識=エネルギー
だからです。
先のお子さんは、お母さんがママ友達との会話に意識を向け過ぎていて、お腹の辺りの意識が子供に流れていない状態でした。
だから、子供はママに抱っこされていながらも期待するものが得られずに不満を感じたわけです。
「ほら。もう遊んで来なさい。◯◯ちゃん1人で遊んでるでしょ。」
「うー。でも~。」と子供は母から離れるだけの心強さを感じられず、グズグズしだします。
よく見る光景ですね。
十分な時間抱っこしてもらっていながら、充電不足に陥っているのです。
電車の中やショッピングモールなど、様々な場所で小さなお子さんとお母さんのやり取りを目にしますが、
この充電切れの子を目にすることがよくあります。
「ママ~。」とグズグズするような声を出し。
それにイライラしてママは「何よ!?」と語気を強める。
「だっこ~。」
「も~。」と、ママは不機嫌そうに子供を膝に乗せて抱っこの形を作り、スマホを見ています。
意識のエネルギーは子供にではなくスマホに流れています。
胸のエネルギーは閉じています。(怒りで閉じているのか、母親の中に愛情関係に対する心理ブロックがあるのか、いずれの可能性も考えられます)
その子は充電が常に不十分なので、常にグズグズと歯切れが悪く、もの欲しそうなエネルギーを発しています。
母親はそのグズグズしたエネルギーに対して常にイライラしています。
そういうやり取りを見ていると、「あー。エネルギーの運用が上手く行っていないな。もったいない」と思うのですが、流石に他所様の子育てに口出しする訳にも行かずグッと我慢して、
それをここに書いている訳です(笑)
あの子は、これからどうなっていくのでしょうか。
慢性的に充電不足な状態で幼稚園に行き、他の子たちの元気な圧力に対抗するだけの力を自分の内側に感じられず、周りから気圧され、
小学生になるとそれに加えて宿題など、やるべきことは求められ、でも常に何かが足りないという感覚がつきまとう。
心がやせ細っているような不足感を感じながらも、自分の中のエネルギーを振り絞りながら生きていくのでしょう。
それが自分の限界だと思いながら。
でも、そうじゃないんですね。
子供達がフル充電されて、愛と自己重要感と心強さで内側が満たされている時。
キラキラしたエネルギーが溢れ出している時。
そんな時に子供たちが発揮する傍若無人の行動力、創造性、潜在力は目を見張るものがあります。
そして我が子の表情にそのような溢れる生命力を見る時、親である私たちは何ものにも代えがたい深い喜びを感じるようです。
ということで、今日はひとまず覚えておいてください。
私達は
意識=氣=エネルギー
というものを意識して運用することで、子供たちから素晴らしい潜在力を引き出してあげることができるのです。
逆に言うと、『意識=氣=エネルギー』というものをつかめていないと先の抱っこと同じように、形としてやってあげているのに上手く機能していない、ということもありえます。
次回はもう少し『意識=氣=エネルギー』についての理解を深めて、
それを扱えるようになることで、子供たちにどのようなサポートができるのかをお話ししたいと思います。
エネルギーによるサポートのバリエーションを増やしていきましょう。
是非、エネルギーの運用を修得してくださいね。
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