なくしかけていたものの大切さ

と言う記事を書いていてまた、思いだしました。


アジアの国のとある空港。


一人ふらふらと歩く私に、売店で働くお姉ちゃんたちが二人、キャーキャー言って寄ってきました。

何事?!


そのおねーちゃんたちは私がぶら下げていたスリッパがどうやら気になっていたようなのです。


素敵!

どこで買ったの?


いくら?


お姉ちゃんたちは、次々質問してきます。


ちょっとかわいいスリッパでしたよ。そりゃあね。


でもね、これこの空港から遠くない、隣の国で作られている…

しかも、日本の百均で買ったものなのよ


当時は1ドル95円ほど。

こんなに、悲しい気持ちになったこと、そうそうありません。



現地の人を安く使って、日本で売られているいくつもの商品、


そんなこと現地の人は知らないんですよね。


格差社会って言葉がありますが、



とても悲しい現実を目の当たりにした一瞬でした。