苦手な上司・部下への苦手意識を取り除く方法
会社内では、どうも上司と反（そ）りが
合わない・・・とか、なんとなく部下と
ウマが合わない・・・といった上司部下
関係があるものです。
人と人との関係ですから、相性が合う
人もいれば一方で合わない人もいる
わけで、ある意味では仕方のないこと
です。
特に部下は上司を選ぶことができま
せんから、配属次第…運次第です
（多くの場合、上司もまた部下を
選べないものですが・・・）。
でも、仕事で毎日顔を合わせるので
すから、できるなら良好な関係を
築いておくほうがベターであることは
間違いありません。
上司は部下マネジメントにおいて、
部下との良好な関係を築くこと自体
がそのマネジメントの一つです。
では、どうすれば少しでも良好な
上司部下関係をつくれるか？
魔法の方法はないにしても、こんな
方法が有効だと思います。
それは「１ヶ月の間、出勤日には毎日
その部下の良いところを３つ見つけて
ノートに書いていく」・・・というやり方
です。
場合によっては１ヶ月以上必要かも
しれませんが、毎回３つずつその部下
の良い点を見つけて書いていくと、
自然と自分の心が「部下を認める」
というほうに動いていきます。
すると徐々に部下の良いところを
本当に理解できるようになり、
部下自身に興味を持つことができ
るようになり、その結果上司部下関係
が円滑になっていきます。
このとき、毎回３つ書くときに
１度書いたものは後日書くことができ
ない・・・というルール付けも大事です。
書き出す日を１ヶ月約２０日間とすれ
ば、２０× ３ = ６０個も良いところを
見つけることになります（けっこう
ハードです
）。
すぐにネタ切れになります。
でも、これをやっていくと部下のことを
深く知ろう・・・となりますから、それまで
気づかなかったことや言動や家庭環境
などに気づくことができて、上司と部下
というよりも人間と人間の関係を築く
ことにつながります。
そして、これは上司→部下のマネジ
メント手法でありながらも、まだ部下
の立場の人でもしも反りが合わない
上司がいる人にとっては、同じく有効
な手法になります。
もっと言えば、対顧客に関しても同じく
有効となります。
あとは「やるかやらないか？」・・・
だけですね。
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