夫婦でお金のことを話し合っている人/いない人
既婚者・妻帯者のサラリーマンが、
カードローンによる多重債務に陥った
り、結果として自己破産になったりする
のはなぜなのか?
どうしてそんな事態になるまで夫婦間
で解決する道筋を探れなかったのか?
・・・と言うと、一つはそもそも夫婦間で
そうしたお金に関する会話が為されて
いないこと、一つはお金について考え
たり誰かから教わったりする機会が
日常的に不足していたから・・・
かもしれません。
日本ではお金に関する学校教育が
ありませんから、経済的なことはすべ
て独学で身に付けることが必要です。
誰からも学ばず自分でも勉強しない
人たちは「お金の教育」がないままに
結婚し、「お金の教育」がないがゆえ
に必然的に家計の収支に鈍感になっ
てしまいます。
結婚後にお金について学ぶ/考える
ことをする人は立派だと思います。
でも、そうしたことをしなければやがて
借金を手軽に行い、自分の返済能力
や支払う金利にも鈍感になり、キチン
と計算して先を見据ようとしません。
極端に言えば 「今さえ良ければいい」
・・・という刹那的発想で生きている
家庭になっていきます。
夫婦間でお金の話をすることは
大切です。
家庭内のトラブルを防ぎ、家族のお金
の使い方に軸が生まれます。
夫婦喧嘩の主な要因の一つが
お金に対する感情のもつれ・・・です。
お金の認識を共有していないために、
伴侶のお金の使い方を理解できない
のだと思います。
自分たちの幸せのためにも、お金を
どんなことに使えばいいのか?
どの支出が重要でどこに重点配分
すべきなのか?・・・と話し合うことも
大切だと思います。
お金の切れ目が縁の切れ目・・・と
ならないように、確かめ合う姿勢は
とても大切ですね。
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