御社のライバルは?と聞かれて即答できますか?
ライバルは「同業他社」の□□社・・・など
と一般的に考えがちですが、必ずしも
そうとは限りません。
経営者の哲学というか、信念というか、
考え方次第で、ライバルは変わってくる
ものです。
周囲がどう思うと、経営者が「うちのライ
バルは○○だ」と思えば、その○○がライバ
ルです。
たとえば、コンビニのライバルは他のコン
ビニではなくてスーパーかもしれないし、
美容院のライバルは他の美容院ではなく
て理容院(=床屋)かもしれないし、
中華店のライバルは他の中華店ではなく
て定食屋かもしれません。
言ってみれば、ペットボトルのお茶のライ
バルは他のお茶のペットボトルではなく
て水のペットボトルかもしれないし、炭酸
飲料かもしれないし、コーヒー飲料かも
しれないし、そもそもペットボトルではなく
て缶飲料がライバルかもしれないし、
紙カップやビンの飲料かもしれないし、
さらに言うと飲料ですらないかもしれな
い・・・ということです。
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同業の中でライバル競争を考えると、
視点は常に同一業界内にありますから、
どこも似たり寄ったりになりがちです。
ところが、他の業界に目を向けると
「他業界の常識は自業界の非常識」で
目からウロコに感じることが多々ある
ものです。
大事なのは、経営リーダーが「自社の
目指すことがどんなことで、そしてどこへ
向かおうとしているのか?」・・・をはっき
りさせて従業員たちと日ごろから共有
していることだと思います。
まあ、自社のライバルを一社に限定す
る必要もないので、「同業界内ではA社、
○○業界のB社、△△業界のC社・・・」と
視界を広く持つと良いでしょうね。
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