生涯で自分の稼ぐお金の額をもっと大きく考えよう!
人が働くのは「お金を稼ぐためだけ」では
ありませんが、お金を稼ぐことに重きを
置いていることは確かです。
特に会社勤めをしているサラリーマンの
人はそれが顕著です。
試しに「給料ゼロ円でも今の会社で働き
ますか?」と質問すれば、おそらく100%
のサラリーマンが「ノー」と答えると思いま
す。
サラリーマンには「今の給料額」が頭に
擦りこまれているので、不思議なことに
そこから大きく乖離した金額を1か月で
稼ぐという発想に乏しい傾向があります。
ところが世の中にはそんなサラリーマン
の給料額から大きく乖離した金額を稼ぐ
発想を持つ人たちがいます。
プロのスポーツ選手であれば契約金や
年棒で一気に数億円!という金額も飛び
出してきますし、芸術家も1つの作品で
数千万円、数億円という金額がついたり
します。
ベンチャー企業の社長もうまく事業が当た
れば、わずかな期間で数億~数百億円と
いう大金を手にすることがあります。
自社の株式を上場させれば、それもまた
一気に億万長者になる道です。
見方を変えれば、そうした人たちはサラ
リーマンの生涯賃金をわずか1カ月~
数か月で一気に稼いでしまうわけです。
何ともスゴイ話なのですが、当の本人たち
にとってはそれが当たり前で何ら不思議で
はない・・・という価値観なのだと思います。
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人が一生の中で使うお金の額はもちろん
個人差がありますが、言えるのは原則と
して「稼いだ範囲内」ということです。
人は、自分が稼ぐお金以上のお金を使う
ことは滅多にあり得ません(稼いでから使
うか使ってから稼ぐかの順序の違いは
ありますが・・・)。
サラリーマンの生涯賃金はかつて3億円
程度と言われていましたが、最近では
2億円程度に減ってきているようです。
もしかすると、残念なことに発想自体が
徐々に貧困化してきているのかもしれ
ません。
もっと、大きな発想をしてみることも大事
だと思います。
そこで発想した金額を65歳までの定年
までギリギリ時間をかけて稼ぐのではな
くて、もっと早い年齢で稼いでしまって、
その後は別のことで人生を謳歌する・・・
そんな生き方も悪くないと思います。
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